ケイデンスセンサー付きワイヤレスサイクルコンピュータ【キャットアイ-パドローネデジタル】導入レビュー

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サイクルコンピュータを優先式から無線式に交換するために、キャットアイ(CATEYE)のパドローネデジタルを購入しました。

ケイデンスセンサー付きワイヤレスは初めてということもあり、せっかくなのでレビュー記事を作成することにしました。

 

これから導入を考えている方の参考になればと思います。

  • CATEYEパドローネデジタルの製品情報
  • 取り付け、設定レビュー
  • 導入後の感想など

 

 

CATEYEパドローネデジタルについて

今回導入したのは、キャットアイ(CATEYE)のパドローネデジタル(PADRONE DIGITAL)というサイクルコンピュータです。

サイコンを交換するにあたっての条件はシンプルに、

  • ケイデンスセンサー付き
  • ワイヤレス

でした。

それ以外の機能は特に必要なかったので、キャットアイであればほぼこれ一択、即決でした。

 

心拍はオプションの心拍ベルトを買えば、計測・表示が可能です。

スマホとの連携も可能で、スマホと接続することで、

  • 設定変更が簡単にできる
  • 計測結果のインポートと、サイトへのアップロードができる
  • 時刻をスマホと同期できる

とのことです。

個人的には特に必要性を感じないので、スマホ連携はしていません。

 

その他の製品情報は上記写真のリンクからご確認ください。

設定や表示内容含め、実際に触ってのレビューは後述します。

 

 

ケイデンスの計測とそのメリットについて

「ケイデンス」に馴染みがないという方のために補足まで。

 

自転車においてのケイデンスというのは、はやい話、クランクの回転数のことです。

スピードを測るのはタイヤが何回転したかで分かりますが、ケイデンスはクランクが何回転したかです。

 

スピードを計測するのに、スポークにマグネットを付けてセンシングするように、ケイデンスを計測するのにはクランクににマグネットをくくり付けます。

後で写真付きで説明しますが、チェーンステーにセンサー、ペダルにマグネットです。

 

では何故クランクの回転数などを人は知りたがるのか?

 

重いギアにして少ない回転数で漕ぐことを「低ケイデンス」、軽いギアにしてたくさん回すことを「高ケイデンス」と言います。

 

低ケイデンス・・・筋肉には大きな負担がかかりますが、心肺機能への負荷は軽めです
高ケイデンス・・・筋肉への負担は軽めですが、心肺機能への負荷が大きくなります

 

つまり、ケイデンスを管理するということをシンプルに捉えると、筋肉と心肺機能へかかる負担のバランスをコントロールすることになります。

 

もっともバランスの良い、つまりもっとも効率の良いペダリングができるケイデンスは、人の身体能力にもよるはずですが、一般的にロードレースなどで良いとされているのは90[rpm]です。

 

それまでケイデンスを意識せずに自転車に乗っていた人が、急に90[rpm]で漕ごうとすると、かなり高速のペダリングだと感じるものです。

まあいきなり90[rpm]にこだわらず、まずは80[rpm]くらいを狙って慣らしていくのが良いと思います。

 

 

パドローネデジタルの取り付けと設定

 

では取り付けに入ります。

無線なのでメーターの取り付けいたって簡単です。

 

ステムへの取り付けと、ハンドルバーへの取り付けができるブラケットが付属しています。

本当は別売りのアタッチメントを使ってDHバーの間くらいに付けたほうが見やすいのですが、今夏はDHバーにはドリンクボトルを付けようと思っているので、メーターはステムに取り付けました。

 

次にスピード/ケイデンスセンサーと、それぞれのマグネットを付けます。

 

写真のような位置関係になります。

分かりにくいかもしれませんが、ケイデンスセンサーとスピードセンサーは一体ものです。

 

それぞれマグネットとの隙間が3㎜になるように取り付けます。

チェーンステーの形状によってはちょっと苦労するかもしれません。

ケイデンスセンサー側がアーム上になっていて、スポークに付けたマグネットとの距離を調整できる仕様になっています。

 

反対側から見た図。

 

取り付けが完了したら本体とのペアリングをします。

ペアリングは他のBluetooth製品と同様で、本体側をペアリングできる状態に設定してから、センサー側から信号を送ってあげます。

信号を送るのは、センサーの検出範囲にマグネットを近づけるだけです。

実際ペアリングもすんなりとできたので、設定も5分足らずで終わりました。

 

 

パドローネデジタル導入後の感想など

まず画面が大きめで見やすいのがとても良いですね。

 

表示は上段・中段・下段と3段になっていて、下段はケイデンスと心拍数を並べて表示できます。

自由度はまずまず良いと思います。

中段も時刻と走行距離、走行時間で選べるので、好みに合わせることができます。

 

メータを取り付けたとき真っ先に「あれ、ボタンがない!?」と思ったのですが、画面の下の方を押すとメータ全体でクリックするという操作方法でした。

 

取り付け後、もう数回バイクトレーニングをしてきましたが、センサーの反応も良好、画面も見やすく、画面全体でするクリック感も気持ちよく、とても快適に使えています

 

以上、ケイデンスセンサー付きの無線式サイクルコンピュータ、キャットアイ(CATEYE)のパドローネデジタルの導入レビューでした。