トライアスロンの必携ドリンク!? 『MURB(マーブ)』 レースからトレーニングまでこれ一本でOKな理由とは?

 トライアスロンなどやっていると、新しい補給食やドリンクなどを見かけるたびに興味をひかれ、ついつい買って試してみてしまったりします。

 

トップアスリートだけでなく市民アスリートにとっても、コンディショニングやパフォーマンスアップのためにスポーツニュートリションはなくてはならないものですからね。

でも、これというお気に入りのものに出会える機会というのはそうそう多くはありません。

 

そんな中、最近ハマっているのが「MURB」というプロテインドリンクです。

今回はMURBのレビューとおすすめポイントの紹介などをしていきたいと思います。

 

 

MURBにはピンクと緑の2種類がある

MURBには、

  • ピンクレモネード&ラズベリー(ピンク)
  • ソルトライチ&グレープフルーツ(緑)

の2種類があります。

 

両者には味の違いのほかに、含まれている成分にも差があります。

 

どちらにも共通して含まれる栄養成分

  • たんぱく質(WPI):20g
  • BCAA含有量:5000mg
  • クエン酸:1000mg
  • ビタミンB1,B6
  • ナイアシン

など。

 

さらに緑のソルトライチ&グレープフルーツには、

  • マルトデキストリン
  • ぶどう糖
  • ナトリウム
  • マグネシウム

が加えられていて、よりスポーツに特化した内容になっています。

 

味的にはピンクの方が甘さ控えめのすっきりした味で、緑の方がより甘みを感じる仕上がりになっています。

2つのタイプの使い分けは味の好みでもいいですが、エネルギーを多く含みマグネシウムなども入っている緑はハードな運動前や運動中、カロリー控えめなピンクは軽い運動中や運動後などに適していると言えそうです。

 

 

プロテインだけじゃない!MURBの成分と特徴

MURBの最大のメリットは何と言っても、たんぱく質だけでなく1本でいろいろな栄養が手軽にまとめて取れるところです。

私も運動後にすぐに食事を取れないときなどに粉末のプロテインを取ることがありますが、シェイカーが必要だったり、泡立ったり粉が残って飲みにくかったり、これってどうにかならないものかなと常々思っていました。

運動中や運動後にたんぱく質がさっと手軽に取れるのって、もうその時点でかなりうれしいです。

 

ではMURBに含まれている栄養成分について、いろいろ客観的に見ていきたいと思います。

 

プロテイン(たんぱく質) 20g

MURB1本350mlには、たんぱく質が20g含まれています。

この20gというところがポイントです。

 

アスリートの身近なたんぱく源と比較してみると、

  • 粉末プロテインの1回分のたんぱく質は牛乳と合わせて20g前後
  • コンビニなどで売ってるサラダチキンのたんぱく質が20gちょっと

とだいたい20g程度なんですね。

 

これは、筋肉などの組織を効率的に回復・強化するための1回のたんぱく質摂取量が、だいたい20g程度であるためです。

ジムで筋トレ終わりに持参のシェイカーでプロテインを飲んでいる人をよく見かけますが、MURBであればペットボトルでスマートにほぼ同量のたんぱく質が取れるというわけです。

 

基本的に食事でタンパク質を取ろうとすると、消化吸収までに数時間~十時間以上かかります。

なのでやはり筋肉の回復や合成効率化を考えると、運動後はプロテインで取るのが良いですね。

さらにMURBに含まれるWPI(ホエイプロテインアイソレート)なら、プロテインの中でもとくに吸収に優れてれているのでなお良いということになります。

 

BCAA含有量 5,000mg

いわゆる必須アミノ酸というやつですね。

アミノバイタルなどでアミノ酸を摂取しているアスリートは多いと思います。

例えばちょうど手元にあったゼリータイプのアミノバイタル スーパースポーツを見てみるとBCAA含有量は3,000mgとあります。

MURBは5,000mgなので、BCAA的にもかなりハイスペックであることが分かります。

 

BCAAとは?
体内で作ることのできないアミノ酸=「必須アミノ酸 」は9種あり、そのうち、特に筋肉の合成や疲労回復に役立つアミノ酸3種類「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」のことを総称してBCAAと呼びます。

 

 

クエン酸 1000mg

運動前~運動中のエネルギー合成、そして運動後の疲労回復にも効果があるされるクエン酸。

これもついでなのでアミノバイタル スーパースポーツと比べてしまうと、1,200mgのアミノバイタルに対してMURBが1,000mgとほぼ同量でした。

 

マグネシウム 20mg(ソルトライチ&グレープフルーツのみ)

レース中などの「脚つり」防止といえばマグネシウムです。

トライアスリートにとって手軽にマグネシウムが摂れる補給食と言えば「マグオン」ですね。

マグオンに含まれるマグネシウムが50mgに対してMURBは20mgと、ここはマグオンに軍配が上がります。

まあ、マグオンはマグネシウムをフィーチャーしたエナジージェルなので、ここは仕方ないですかね。

 

エネルギー量

MURBのエネルギー量は、ピンクが100kcal、ぶどう糖などを加えた緑が152kcalとなっています。

それぞれ100mlあたりに換算すると29kcal43kcalになります。

比較対象として、ポカリスエットのエネルギーは100mlあたり25kcalアクエリアス19kcalとなっています(それぞれペットボトルの成分表示より)。

つまりMURBは代表的なスポーツドリンクなどと比べても運動中のパフォーマンスアップに寄与するという事が言えそうです。

 

と、MURBの代表的な成分を上げましたが、その他にもビタミンB1,B6ナイアシンなども含んでいるので、プロテインドリンクやスポドリの枠にとらわれないオールインワンなドリンクというわけです。

 

 

トライアスリートにもMURBをおすすめする理由

そんなマルチな働きのできるMURBなのでどんなスポーツにもフィットしますが、ここでは特にトライアスリート目線で考えてみましょう。

トライアスリートにもMURBをおすすめしたい理由を3つあげてみます。

 

トレーニングの疲労を抑え、回復を早めてくれる

MURBの特徴の1つが消化吸収の速さです。

吸収速度が速いので運動前や運動中に飲むことで筋肉の分解を防ぎ、運動中のパフォーマンスやトレーニング後の疲労が軽減されます。

 

ここ2週間ほどトレーニング中やトレーニング後にMURBを飲んでいますが、コンディションは非常に良いです。

終えてから30分間が勝負と言われるトレーニング後のたんぱく質摂取はもとより、バイクのドリンクボトルに入れて運動しながら補給できているのが効いているのではないかと思います。

 

レース前~レース中~レース後まですべてこれ1本でいける

オリンピックディスタンス(OD)くらいであれば補給食はいらないという方もいますが、私なんかはエネルギー切れが心配でエナジージェルを1,2個は忍ばせています。

体内に備蓄できる糖質(グリコーゲン)はだいたい1300~2000kcal、ODで消費されるカロリー1300~1700kcalと言われているので、確かにまかなえそうではありますね。

 

ただ食事のタイミングに失敗したりすると、後半で空腹にさいなまれるという最悪のケースもあります。

MURBであればエナジージェル並みのエネルギーが摂れるだけでなく、マグネシウムで脚つり対策にもなるので、まさにトライアスロンのレース向きなドリンクと言えます。

 

味がおいしい

なんだかんだ言っても味は重要です。

「ピンクレモネード&ラズベリー」甘さ控えめですっきりした味です。

なのでタイミングを選ばずいつでも飲みやすいです。

うちの奥さんに聞くとこっちの方が美味しいと言っていました。

 

「ソルトライチ&グレープフルーツ」はぶどう糖などが加えられているためやや甘めです。

後味にはちみつのようなさわやかな甘みを感じ、私は味的にはこっちの方が好みです。

ただ運動中には甘さをもう少し抑えたかったので、バイクボトルに入れる時には1.5倍程度に水で薄めています。

運動中に甘さを求めるかどうかは好みがわかれるところですが、個人的には1.5倍希釈がベストでした。

 

 

そんなMURBは今、

で購入が可能となっています。

 

 

まとめ – 『MURB』はトライアスリート必携のプロテインドリンク

トライアスロンのようにハードで長丁場なスポーツをしていると、いかに効率よく栄養補給をするか、リカバリーするかについて考えることが多いと思います。

 

MURBは、

  • 筋肉の回復や合成効率を高められるWPI(ホエイプロテインアイソレート)が20g摂れる
  • BCAAの含有量は国内でもトップクラスの5,000mg摂れる
  • クエン酸の量も1,000mgと高め
  • ソルトライチ味はマグネシウムと糖質も入っている
  • 消化吸収に優れているので、レースやトレーニングの最中も後もいける
  • おいしく飲める

といった特徴を持ち、トライアスリートの要求をしっかりカバーしてくれています。

 

まさにトライアスロンに必携のドリンクと言えるのではないでしょうか。

 

 

おまけ – MURBのこんな楽しみ方

余談ではありますが。

酒好きの性で、おいしいドリンクがあるとアルコールと合わせてみたくなったりします。

勘と経験を頼りにとりあえずやってみてやっぱり美味かったレシピを紹介します。

お試しあれ。

 

ジン+緑MURB

グラスに対して、

  1. ジンを2分目まで注ぐ
  2. 緑MURBを同量注ぐ
  3. 氷を適量入れる
  4. 残りを炭酸水で満たして軽くかき混ぜる

で出来上がりです。

 

氷の量によりますが、ジンとMURBと炭酸水がだいたい1:1:1になります。

さわやかな甘みにちょっとクセのあるジンの味がマッチしていい感じです。

 

ビール+ピンクMURB

ビールとピンクMURBを2:1でグラスに注ぐだけです。

パナシェ(ビール+レモネード)みたいな感じですね。

1:1だとちょっとMURBが勝ってしまうので、ビール多めの2:1くらいがちょうどいいかなと思います。

トレーニング後の風呂上りにごくごく飲めば、心も体もリフレッシュできること間違いなしです。