トライアスロンのレースで、スイムからランまでの3種目を1着のレースウェアで行うための「トライウェア」。
いくつかのタイプがあって、レースの種類やアスリートの好みに沿って選ぶ必要があるので、賢い選び方について別記事でまとめました。

ウェアのタイプを決めたら、今度はどのブランドにするかを選ばなければなりません。
トライウェアは、スイムウェアブランドやバイクウェアブランドなどがそれぞれの特徴を生かし、デザイン的にもかっこいい製品を出しています。
ここでは、トライウェアの主要7ブランドの特徴と、おすすめのウェアを紹介していきたいと思います。
HUUB(フーブ)
HUUBはイギリス発のトライアスロンブランドで、ウェットスーツやトライウェアで日本でも大きなシェアを占めています。
ノースリーブやセパレート(トップス+ショーツ)もありますが、もっとも人気でスタンダードなのがリアジップ+半袖のタイプのトライスーツです。
現在HUUBは海外ブランドの中では入手性も高く、価格も抑えめなので一番の狙い目と言って良いでしょう。カラーやデザインも選べるので、迷ったらHUUBをおすすめします。
Castelli(カステリ)
カステリは、サイクリングジャージなどを手掛ける、イタリアデザインのサイクルアパレルブランドです。
トレードマークのサソリのロゴが特徴的です。
サイクルジャージとショーツはもともと強いわけですが、トライウェアということで着心地の良さやメッシュ構造による汗の放出、ソフトな袖グリップなどを追及しています。
目を引く明るいカラーリングがカステリらしさのように思いますが、モノクロデザインのトライスーツもクールで良いです。
カステリのサイズ設定はほとんど日本サイズ同等と考えて良いそうです。詳しくはサイズチャートをご確認ください。
HHUBの次におすすめしたいブランドです。
TYR(ティア)
TYRは1985年にカリフォルニアで創設された、水泳やトライアスロンを中心としたスポーツウェアブランドです。
トライアスロンではウェットスーツとトライウェアで大きなシェアがあります。
他社に比べて、
- ショート向け:袖なし、バックジッパー
- ロング向け:半袖、フロントジッパー
という区別が明確になされているような気がします。
ショートの方は比較的シンプルでクールなデザインで、ロングの方がロゴの配置や色の切り替えしなどのデザインが凝っている印象です。
日本人受けしやすいおしゃれなデザインのものも多いのですが、現在入手しづらい状態にあるようです。欲しいものの在庫があったら買いですね。
Reric(レリック)
サイクリングウェアのブランドが手掛けるトライウェアです。
しかも海外ブランドではなく、イノセントデザインワークスという日本企業が企画、製造、販売しているブランドです。
ジャパンブランドであることは、日本人の体型にあったサイズ感や、日本人好みのデザイン、日本語での情報の充実など、多数のメリットがあると思います。
ワンピースのトライスーツにも、セパレートタイプにもリアジップのモデルがちゃんとあります。
ジッパーには着脱が容易になるようにちゃんと長い紐(ウェットスーツについているようなやつ)をつけてくれていて親切です。
速乾性や伸縮性など機能も高く、何よりデザインが洗練されているので、レースでもひと味違った存在感を出せます。おしゃれなトライアスリートにはおすすめです。
2XU(ツータイムズユー)
レースのラン中に、すれ違う選手の2XU率を数えるともなく数えていると、結構な割合になります。
それくらいトライアスリートに人気があり、よく選ばれているトライウェアブランドのひとつです。
2XUは「ツータイムズユー」と読みますが、知らなかったらまずそうは読めませんね。
2005年にオーストラリアでスタートしたブランドで、トライアスロンだけではなく様々なスポーツに向けたコンプレッションウェアを開発しています。
コンプレッションウェアに強いブランドなので、下半身を中心に締めるところは締めてパフォーマンスをあげ、上半身は空気抵抗を減らしたり、機能面で優位性があります。
ZOOT(ズート)
ハワイ発のZOOTは、トライアスロンに特化したアパレル製品を作っているメーカーです。
ウェットスーツをはじめ、トライウェアやトライアスロン用のシューズ、バッグや帽子などのアクセサリーなどでトライアスリートに人気です。
ZOOTのトライウェアなら、ビビッドなカラーリングのものがおすすめです。
他社のデザインに比べても、ZOOTは幾何学模様など一風変わったデザインとカラーリングが特徴です。
バックに派手な幾何学パターンの入った背中をレースで追いかけた日には、そのデザインを死ぬまで覚えていそうな鮮烈さがあります。
ただ日本でのウェア販売にそれほど力を入れていないのか、日本語での情報が他ブランドに比べて少し弱いような気がします。
ORCA(オルカ)
一世を風靡したトライアスロンウェアブランド、オルカですが、近年は他社に押されてあまり見かけなくなってきました。
とはいえベテランを中心に根強いファンは少なくなく、レースになると特に年配の方でよく着用しているのを見かけます。
オルカは英語でシャチの意味。ウェットスーツを着た巨躯の外国人がスイムアップしてくる姿を見ると、まさにシャチのようですね。
そこから取ったのかどうかは定かではありませんが。
トライアスリートに人気のトライウェアブランドおすすめ7選
トライウェアを出している主要7ブランドについてと、それぞれのブランドを象徴するようなウェアの紹介をさせていただきました。
どれも負けず劣らず高機能・高性能かつ、デザイン的にも優れたブランドばかりです。
レースに向けては、フィジカルなコンディションを上げるのと同様に、メンタル的にも高揚させ、モチベーションを上げていかなければなりません。
普段の練習着からトライウェアに着替えること、レース用のウェアを新調することは、モチベーションを上げるのにかなり役立つと思います。
レースに向けて、良い準備を進めていきましょう。