トライアスリートに人気のトライウェアブランドおすすめ7選

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トライアスロンのレースで、スイムからランまでの3種目を1着のレースウェアで行うための「トライウェア」。

 

いくつかのタイプがあって、レースの種類やアスリートの好みに沿って選ぶ必要があるので、賢い選び方について別記事でまとめました。

【スイムからランまでこれ一着でOK】失敗しないトライウェアの選び方
トライアスロンには、トライウェアと呼ばれる専用のレースウェアがあり、1着持っておけば、スイムからランまでそれ1着でOKという優れた代物です。この記事では、誰でも簡単に自分に合ったトライウェアを選択できるように、選び方の解説を行いたいと思います。

 

ウェアのタイプを決めたら、今度はどのブランドにするかを選ばなければなりません。

トライウェアは、スイムウェアブランドバイクウェアブランドなどがそれぞれの特徴を生かし、デザイン的にもかっこいい製品を出しています。

ここでは、トライウェアの主要7ブランドの特徴と、おすすめのウェアを紹介していきたいと思います。

 

 

2XU(ツータイムズユー)

レースのラン中に、すれ違う選手の2XU率を数えるともなく数えていると、結構な割合になります。

それくらいトライアスリートに人気があり、よく選ばれているトライウェアブランドのひとつです。

 

2XUは「ツータイムズユー」と読みますが、知らなかったらまずそうは読めませんね。

2005年にオーストラリアでスタートしたブランドで、トライアスロンだけではなく様々なスポーツに向けたコンプレッションウェアを開発しています。

 

写真はシンプルなトライスーツ。ワンピース、ノースリーブ、リアジップです。

拡大写真で見てもらえると分かるように、いろいろな素材のパネルを組み合わせたデザインになっています。

コンプレッションウェアに強いブランドなので、下半身を中心に締めるところは締めてパフォーマンスをあげ、上半身は空気抵抗を減らしたり、メッシュによる通気で快適性を向上しています。

 

外見のデザインはシンプルで匿名的なので、浮ついていないクールな装いが好みの方、あるいはまだ初心者で目立ちたくないので地味に行きたい、という方に向いているのではないでしょうか。

 

 

HUUB(フーブ)

HUUBはイギリス発のトライアスロンブランドで、ウェットスーツやトライウェアで日本でも大きなシェアを占めています。

 

半袖タイプやセパレート(トップス+ショーツ)もありますが、スタンダードなどショート向けにリアジップ対応しているのは、写真のトライスーツタイプになります。

しかも日本向けに別注したエントリーモデルで、生地は伸縮性を優先した使用になっています。

 

シルエットはマッチョな感じですが、パッドも3㎜厚だし、値段もお手頃なので、初心者の初めてのトライスーツにも向いていると思います。

 

 

Castelli(カステリ)


カステリは、サイクリングジャージなどを手掛ける、イタリアデザインのサイクルアパレルブランドです。

トレードマークのサソリのロゴが特徴的です。

 

サイクルジャージとショーツはもともと強いわけですが、トライウェアということで着心地の良さやメッシュ構造による汗の放出、ソフトな袖グリップなどを追及しています。

モノクロデザインのトライスーツもありますが、写真のようにパッと目を引く明るいカラーリングの方がカステリらしい感じがします。

カステリのサイズ設定はほとんど日本サイズ同等と考えて良いそうです。

詳しくはサイズチャートをご確認ください。

 

 

Reric(レリック)


同じくサイクリングウェアのブランドが手掛けるトライウェアです。

しかもこちらは海外ブランドではなく、イノセントデザインワークスという日本企業が企画、製造、販売しているブランドです。

ジャパンブランドであることは、日本人の体型にあったサイズ感や、日本人好みのデザイン、日本語での情報の充実など、多数のメリットがあると思います。

 

ワンピースのトライスーツにも、セパレートタイプにもリアジップのモデルがちゃんとあります。

ジッパーには着脱が容易になるようにちゃんと長い紐(ウェットスーツについているようなやつ)をつけてくれていて親切です。

 

速乾性や伸縮性など機能も高く、何よりデザインが洗練されているので、レースでもひと味違った存在感を出せます。

おしゃれなトライアスリートにはおすすめです。

 

 

TYR(ティア)


TYRは1985年にカリフォルニアで創設された、水泳やトライアスロンを中心としたスポーツウェアブランドです。

トライアスロンではウェットスーツとトライウェアで大きなシェアがあります。

 

他社に比べて、

  • ショート向け:袖なし、バックジッパー
  • ロング向け:半袖、フロントジッパー

という区別が明確になされているような気がします。

 

ショートの方は比較的シンプルでクールなデザインで、ロングの方がロゴの配置や色の切り替えしなどのデザインが凝っている印象です。

 

 

ZOOT(ズート)

ハワイ発のZOOTは、トライアスロンに特化したアパレル製品を作っているメーカーです。

ウェットスーツをはじめ、トライウェアやトライアスロン用のシューズ、バッグや帽子などのアクセサリーなどでトライアスリートに人気です。

 

ZOOTのトライウェアなら、ビビッドなカラーリングのものがおすすめです。

他社のデザインに比べても、ZOOTは幾何学模様など一風変わったデザインとカラーリングが特徴です。

バックに派手な幾何学パターンの入った背中をレースで追いかけた日には、そのデザインを死ぬまで覚えていそうな鮮烈さがあります。

 

ただ日本でのウェア販売にそれほど力を入れていないのか、日本語での情報が他ブランドに比べて少し弱いような気がします。

 

 

ORCA(オルカ)

一世を風靡したトライアスロンウェアブランド、オルカですが、近年は他社に押されてあまり見かけなくなってきました。

とはいえベテランを中心に根強いファンは少なくなく、レースになると特に年配の方でよく着用しているのを見かけます。

 

オルカは英語でシャチの意味。ウェットスーツを着た巨躯の外国人がスイムアップしてくる姿を見ると、まさにシャチのようですね。

そこから取ったのかどうかは定かではありませんが。

トライシングレットはウェットスーツなしのスイムで強さを発揮する、速乾性や通気性に優れた設計がなされています。

 

 

トライアスリートに人気のトライウェアブランドおすすめ7選

トライウェアを出している主要7ブランドについてと、それぞれのブランドを象徴するようなウェアの紹介をさせていただきました。

どれも負けず劣らず高機能・高性能かつ、デザイン的にも優れたブランドばかりです。

 

レースに向けては、フィジカルなコンディションを上げるのと同様に、メンタル的にも高揚させ、モチベーションを上げていかなければなりません。

普段の練習着からトライウェアに着替えること、レース用のウェアを新調することは、モチベーションを上げるのにかなり役立つと思います。

レースに向けて、良い準備を進めていきましょう。