【初心者向け】クッション性と安定性の高いランニングシューズおすすめ7選

初心者に適したクッション性の高いランニングシューズを、厳選して紹介します。

ランニング初心者~フルマラソン完走を目指すランナーといったレベルの方におすすめです。

全てのシューズにメンズ・レディース両方がありますので、男性も女性もご覧いただけます。

 

初心者向けランニングシューズに必要なこと

初心者向けなると、主に注目すべきは「衝撃吸収性(クッション性)」「安定性」の2つです。

アウトソールのクッションが足を着地衝撃から守り、また走りをしっかりサポートしてくれるようなアッパー構造(ソール以外の部分)であることが求められます。

 

今回おすすめするシューズは、初心者向けのエントリーモデルも含めて、すべて「ちゃんと走れるランニングシューズ」です。

ランニングシューズの中には、5000円くらいの価格で、軽いジョギング程度に使うことだけを想定したものもたくさんあります。

しかし、例えばハーフマラソンやフルマラソンを目指そうという時に、そういったシューズではやはり性能・機能的に不足しています。

 

それぞれのシューズの機能性やおすすめポイントは後述しますが、しっかり走れるシューズを見極めるのに、値段を判断基準の1つと考えてみてもいいかもしれません。

アウトソールやアッパーの素材、構造(設計)にお金がかかっているものは、やはり少なくとも1万円前後はしてしまうものです。

目安として定価で8千円を切るようなものは軽いジョギングやジムでの使用程度にして、メインのランニングシューズには初心者でも1~2万円のものを選びたいものです。

 

 

クッション性と安定性に優れたおすすめランニングシューズ7選

それでは以下、初心者からフルマラソン挑戦を考えているレベルのランナーにおすすめしたいシューズを紹介します。

 

Asics(アシックス)ゲルカヤノ

【メンズ】

【レディース】

 

アシックスのゲルカヤノシリーズは、数あるランニングシューズの中でも安定性ナンバーワンと言っても過言ではありません。

初心者にもおすすめできますし、フルマラソンの完走、サブ5あるいはサブ4を目指すランナーにも十分フィットするモデルだと思います。

 

初心者ランナーが靴を選ぶ際、安定性やクッション性をチェックするための方法としてこんな見方があります。

アウトソールや靴のサイド部分に、複数の素材が使われていて、それらが複雑に配置されたデザインになっているものは、だいたい高機能を狙って設計されているものです。

例えばアウトソールに固さの違う素材がいくつも使われていたり、ゲル素材が複雑な形状で配置されていたり、あるいやサイドに樹脂素材が組み込まれて安定性を高めていたり、とかです。

かなりざっくりした見方ですが、こうした目線でシューズを見ていくとだんだん設計者の意図が分かってくるようになります。

 

ゲルカヤノにしても然りで、安定性と快適性フィット性を高める設計が随所にあり、高い機能性が見て取れます。

その反面、重量はやや重めなので、軽量なシューズを求めるランナーには不向きです。

「最強市民ランナー」こと川内優輝選手がトレーニングで愛用しているそうですが、その理由の1つがこの重量だといいます。

筋力の強化につながるのでトレーニングには重い靴の方がいいとのこと。

「重さ」も必ずしもデメリットというわけではないのですね。

 

 

Asics(アシックス)ゲルニンバス

【メンズ】

 

【レディース】

名前の由来は「雲」という事で、アシックスの中でも特にクッション性に特化したランニングシューズです。

クッション性至上主義とも言われるほどですが、確かに一見して分厚いソールで衝撃吸収性が高そうですね。

 

AsicsのGELテクノロジーが着地衝撃の大きいかかとの負荷を軽減し、その衝撃を推進力に変えるようなソールの設計になっています。

まだランニング歴が浅く十分な筋力が備わっていないランナーで、怪我防止のために衝撃吸収性を重視したい、という場合に特におすすめのシューズです。

 

クッション性が高いシューズは必然的にソールが厚くなります。

すると重量も重くなりますし、ソールの柔軟性も低くなります。この辺りはトレードオフなのでどちらを取るかですね。

繰り返しになりますが、初級者と上級者では基本的に適したシューズのタイプが異なります。

初級者:安定性・衝撃吸収性

上級者:軽量性・反発性・屈曲性

 

筋力がついて、走れる脚になってきたら少しずつ上級者向けにシフトしていくのが一般的です。

 

 

Mizuno(ミズノ)ウェーブライダー

【メンズ】

 

【レディース】

 

アシックスやミズノは日本人の足型にフィットしやすいと言われています。

欧米人の足型基準のシューズは、足幅が比較的細めで日本人にとっては窮屈に感じることも少なくありません。

 

ウェーブライダーはミズノのランニングシューズの中でもクッション性・反発力・安定性のバランスの取れたシューズで、フルマラソン完走を目指すランナーに適しています。

とりわけミッドソールの衝撃吸収性により着地のソフト感が高く、またソールの溝が屈曲性を向上していて初心者でも効率的な体重移動がしやすい設計になっています。

 

ランニングシューズメーカーにもいろいろ特徴がありますが、初心者向けが特に充実しているのはアシックスやミズノかなと感じます。

初心者からマラソン完走レベルで、バランスの取れたシューズをお探しの方におすすめです。

 

 

NIKE(ナイキ)エアズームストラクチャー

【メンズ】

 

【レディース】

 

ナイキのランニングシューズの中では、このストラクチャーがもっとも初心者向けのモデルと言えると思います。

厚みのあるソールはクッション性が高く、かかとに厚みのあるオーバーレイ構造で安定感を持たせています。

アッパーは広くメッシュで覆われていてシンプルな見た目で、通気性とフィット感を両立しています。

 

やはり重量が約326g(メンズサイズ28cm)と重いので、安定性を重視する人はこっち、より走りにスピードと軽快さを求める人は次のペガサスをおすすめしたいです。

 

 

NIKE(ナイキ)エアズームペガサス

【メンズ】

 

【レディース】

 

横からの画像をペガサスとストラクチャーで比較すると、明らかにペガサスの方が接地面積が小さくなっています。

ストラクチャーはつま先が少し上がっている程度で、かかとまで結構しっかりソールが地面についています。

これは安定性、衝撃吸収性を優先したシューズの特徴とも言えます。

 

一方ペガサスは、つま先の反り上りがやや大きくなり、ソールのかかと部分も持ち上がっています。

こういう形状にすることで、体重移動がスムースになり、蹴り出しがしやすくなるため、スピード的には有利になります。

 

ストラクチャは初心者向きですが、ペガサスは初心者から中級者までオールマイティに使えるシューズです。

またメッシュによる通気性も進化していて、快適性を追求しているのもペガサスの特徴の1つです。

 

 

Adidas(アディダス)ソーラーブースト

【メンズ】

 

【レディース】

 

アディダスのランニングシューズと言えば、やはりBoost(ブースト)フォームが欠かせません。

Boostとは、アディダスの誇るミッドソールテクノロジーで、クッション性と反発性を両立し、多くのアディダスシューズに搭載されている機能です。

 

ソーラーブーストは、ソーラーシリーズの最上位モデルです。

初心者向けモデルが若干少ない印象のアディダスの中では、クッション性・安定性ともに、長距離走を始めたばかりのランナーでも申し分ないシューズだと思います。

ファッション性の高いブランドなので、「アディダスを履いて初マラソンを走りたい」という願望のある方にはとてもおすすめです。

 

アディダスではスピードランナー向けの「Adizero(アディゼロ)」というシリーズが有名ですが、こちらは軽量性や反発性を求めたシリーズになるので、あまり初心者向きとは言えないでしょう。

 

 

On(オン)クラウドフライヤー

【メンズ】

 

【レディース】

 

Onと言えば、アシックスやナイキなどのメジャーな老舗ブランドに対抗する、ランニングシューズ新興勢力の代表格的なブランドではないでしょうか。

最近では他にもホカオネオネなど、新しいメーカーが次々に日本に上陸してきていますね。

クラウドフライヤーは、Onシューズの中でもクッション性と安定性が高く、かつ軽量性も兼ね備えたバランスの良いモデルです。

Onのランニングシューズの特徴と言えばまず独特なソール形状ですが、クッション性が高いだけでなく、屈曲性が高いので蹴り出しがスムースになります。

 

またOnシューズはカラーリングも特徴的で、さすがスウォッチを生んだスイス発のブランドと言った感じです。

他にもカラーの組み合わせはいろいろあるので、誰でも1つは気に入るカラーリングがあるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

今回は初心者~フルマラソン挑戦ランナー向きのランニングシューズ7選をお送りしました。

 

走るスポーツは、何と言ってもシューズが大切です。

長くランニングを続けるためには、今回紹介したような、クッション性・安定性に優れた脚にやさしいシューズをまずは選んでみてはいかがでしょうか?

 

シューズのコストを抑えて、インソールにお金をかけるのもありですね。