ランニング用膝サポーターは「履くタイプ」と「巻くタイプ」どっちがいい?

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ランニング用の膝サポーターには大きく分けて、

  • 履くタイプ
  • 巻くタイプ

の2つが存在します。

 

履くタイプのサポーターは筒状になっていて、足を通して履いて、膝周辺にフィットするところまで引き上げて装着します。

巻くタイプは足を通さず、1枚の布状になっているものを膝に巻き付けてベルクロ(マジックテープ)で留めるようになっています。

 

この2つのタイプですが、どちらを使うべきか迷ってしまいませんか?

それぞれにメリット・デメリットがありますが、果たしてどちらがよりランニングに適しているのでしょうか?

数々の膝のトラブルに悩まされ、これまでいくつもの膝サポーターを試してきた筆者の経験を踏まえ、この疑問についての答えを出したいと思います。

 

 

膝サポーターはランニング中の適切な衝撃分散を手助けしてくれる

ランニングによる膝のトラブルを抱えている人はとても多いです。

「膝の外側が痛い」

「皿の下が痛い」

「膝の裏が痛い」

などなど、痛みの部位や症状もいろいろです。

ランニングフォームや着地の仕方、シューズを変えてみたりとあれこれやってみても、それらの症状がかわるがわるやってきたりします。

膝のトラブルって、本当にタチが悪いんです

 

痛みがある場合は無理せず、膝を休めて痛みを取ることが基本です。

それから走り方のクセなど根本原因に切り込むのが本筋ですが、一方その間もある程度はトレーニングを継続しておかないと、筋力はどんどん落ちていってしまいます。

走ると膝が痛くなるから、と言っていつまでも休んでいるのは、結局解決にはなりません(医療的な処置が必要なケースは別として)。

 

そんな時は膝サポーターを利用して、ランニング中の膝にかかる負担を軽減させてあげるのが有効です。

走るときは少なからず膝を曲げる動作を伴うので、がっちりと固めてしまうわけにもいきません。

適度なサポート力で膝のブレを防ぎ、着地の衝撃を適切に分散・吸収できるようにすることが目的です。

 

また、サポーターのもう一つの役割に保温性があります。

冬場のランニングは冷えた状態から関節を動かすので、怪我をしやすくなります。

これは履くタイプにも巻くタイプにも共通しますが、サポーターの保温力により、冷えによるトラブルを予防する効果が期待できます。

 

 

履くタイプのランニング用膝サポーター

まずは履くタイプのメリット、デメリットを見ていきたいと思います。

 

履くタイプのメリット

履くタイプの中でも、サポート力の高いものは履いた後にベルクロでさらにフィットさせるような構造になっています。

こうしたタイプは、膝の外側の痛みなど、症状に特化したデザインになっていることも多く、ランニングへの適性よりもサポート性の方を重視しています。

 

痛みがそこまで強くない場合は、そこまでサポート力の高くない、比較的薄手のものの方がおすすめです。

サポーターによる拘束力は、ランニング時の膝の曲げ伸ばしへの抵抗となるので、やはりどうしても走りにくさは感じます。

 

薄手の履くタイプは、ベルクロが無い分すっきりしていて、見た目が良いのが大きなメリットと言えます。

装着時の外見が、丈の短いランニングタイツのようでもあるので、膝サポーター特有のあのボテッとした感じがなく、逆におしゃれに見せることもできます。

 

履くタイプのデメリット

一方のデメリットは、やはり走っているとずれ落ちてくることです。

経験上、明記されているサイズ通りのものを装着しても、ある程度はずれ落ちてきてしまいます。

ずれ落ちのしやすさは肌表面の水分にも関係があり、冬で肌がカサカサに乾燥している時が一番ずれやすくなります。

逆に湿気の高い夏場や、あるいは走っているうちに汗をかいてきたりするとずれ落ちにくくなります。

 

また履くタイプは、シューズを履いたまま脱着することが基本的にできません。

サポーターをつける前に靴を履いてしまって、気づいて靴を脱いでサポーターをつける、という二度手間を、私は何度も繰り返した経験があります。

またそれは無いとしても、走った後のクールダウン時などに、すぐサポーターを取りたいと思ってもさっと外すことができないのもちょっとしたデメリットと言えるかもしれません。

 

 

巻くタイプの膝サポーター

では次に巻くタイプのメリットとデメリットを見ていきます。

 

巻くタイプのメリット

自分で締め付け具合を決められるので、フィット感を調節できるところが最大のメリットです。

どの程度膝の動きに制限をつけるのか、どの程度自由にするのか、症状の程度やランニングのペースなどに応じて変えることができます。

また、履くタイプで大きなデメリットだった「ずれ落ち」に対しても強いです。

経験上、巻くタイプであればほとんどずれ落ちで困ることはありませんでした。

 

巻くタイプのデメリット

巻くタイプのデメリットはほぼベルクロに関する点ですね。

ベルクロで留める部分がちょうど膝の内側に来たりすると、まれに走っているときに左右のサポーターが干渉してほどけてしまうことがありました。

ベルクロが前方にくるモデルなど、干渉しないような設計のものであれば問題ありません。

 

また無造作に洗濯機に入れて洗ってしまうと、ベルクロが他の衣類を傷つけてしまったりします。

洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。

デメリットというよりも注意点ですね。

 

 

ランニング用としてベストは巻くタイプか、それとも履くタイプか?

結局のところ、履くタイプと巻くタイプどちらの方がランニング用として優秀か。

個人的な結論としては、圧倒的に巻くタイプです。

理由はやはり、

  • ずり落ちない
  • フィット感を調節できる

という点です。

過去どちらのタイプも長期間にわたって試しましたが、結局は巻くタイプに落ち着いています。

 

 

おすすめランニング用膝サポーターベスト3

最後におすすめのサポーターを3点紹介します。

 

ZAMST(ザムスト)EK-1

巻くタイプの膝サポーターです。

ZAMSTは膝用だけでなく、足首、腰、肘などあらゆるサポーターで有名なメーカーです。

ランニング用という膝サポーターも複数ありますが、膝全体の適度なサポートという目的であればEK-1が非常におすすめです。

 

着脱も超簡単で、サポート力は「ソフト」とうたわれながらも、結構しっかりしています。

肌触りも悪くなくて、かぶれなどの問題も私はありません。

 

Super PRO(スーパープロ)ショートニーラップ

こちらも巻くタイプ

ザムストよりも薄手で、サポート力はソフトな分、動きの自由度は少し高めです。

ニーラップという名前の通り、膝にくるくるっと巻き付ける感じです。

ベルクロがちょうど膝の内側に来てしまうと、X脚気味の人は左右が鑑賞して外れやすくなってしまうかもしれない点に少し注意です。

 

CW-X(シーダブリューエックス)膝サポータースタンダード

履くタイプのサポーターです。

価格も安いので、初めてでも比較的気軽に試せるのではないでしょうか。

上位に「プレミアム」という製品もありますが、少しお値段は上がります。

 

私がしばらく使った感覚では、冬の肌が乾燥している時だと走っているときにずれて下がってきてしまうことが多かったです。

ただ、次第に汗をかいてくると摩擦力が上がって下がらなくなるので、ランニング中に1,2回引き上げてやるのを前提に考えれば、あとは問題なく使えていました。

保温性や肌触り的には、とてもいい製品だと感じました。

 

以上、ランニング用膝サポーターについてでした。