手賀沼トライアスロンは、千葉県柏市にある手賀沼とその周辺の緑道で行われる大会です。
距離はオリンピックディスタンス(トータル51.5km)で、2018年で第13回目を数える人気の大会です。
2018年大会に出場したので、レースの紹介と出場後の感想などをまとめてみました。
第3回大会以来10年ぶりの出場
手賀沼トライアスロンへの出場は2回目で、前回は2008年の第3回大会でした。
10年前は時々小雨の降るような天候で、レインコートを着た当時まだ3歳だった息子と一緒にゴールしたのを覚えています。
2018年大会に出場するにあたって、ふと10年前のタイムを確認しようと思ったのですが手元に記録が見つからず。
大会事務局に問い合わせてみると、すぐに快く第3回大会の記録を送ってくれました。とてもありがたかったです。
第3回はエントリーが370名、完走者が330名だったようで、それに比べて下記2018年の参加者が増えているのは喜ばしい限りです。
手賀沼トライアスロン2018の大会概要(開催場所、距離、参加人数等)
2018年の手賀沼トライアスロン大会概要は下記のとおりです。
開催日:2018年8月19日(日)
レース距離:スイム1.5km、バイク40km、ラン10km
参加定員:400名(個人の部)、50チーム(リレーの部)
完走者数:374名(個人の部)、43チーム(リレーの部)
手賀沼ってどこ?
手賀沼は、千葉県柏市と我孫子市の境目にあります。
大会本部は、手賀沼の真ん中にわたっている橋の、柏市側のたもと付近に設営されます。
車の場合は、柏市側ではなく、橋を我孫子市側にわたって、我孫子市役所が開放している駐車場に停めます。
車で来ている人が多いので、だいたい皆さん駐車場から会場までスイーっとバイクで移動しています。
道の駅しょうなんや、満天の湯に駐車するのはNGです。
手賀沼トライアスロンのレースコース
大会のコースをそれぞれ見ていきたいと思います。
スイム
手賀沼を泳ぎます。
フローティングスタートで、750mで折り返すラウンドトリップで1.5kmのコースです。
流れはほとんどないので初心者でも泳ぎやすいと思います。
透明度はあまり高いとは言えません。
最初に足を踏み入れた時の沼底のヌルッという感触が苦手な人もいると思いますが、まあその辺りは慣れていない人は最初ちょっと気になるかもしれません。
元々泳げるような沼ではなかったという手賀沼で、地道な調査や環境整備によってトライアスロン大会の開催にこぎつけるには、多くの関係者のご苦労があったことかと思います。
そう思うと多少の濁りくらいはどうってことないように思えてきます(私だけでしょうか)。
大会前に水質検査も行われているので、過度な心配は無用かと思います。
バイク
手賀沼周辺のフラットなコースです。
片道4kmを5往復、計40kmを走ります。
基本フラットなので走りやすく、記録も出やすいかと思います。
道幅はそんなに広くありませんが、追い越しに苦労するほど狭いところもなかったと思います。
出場した2大会では、風は行きと帰りで若干の速度差が出る程度の微風でした。
ラン
ランも手賀沼の周辺のフラットな緑道で、片道約1.6kmを3往復、10kmを走るコースです。
走りやすいことは走りやすいですが、コース中に日影がないのがきついところです。
真夏の大会なので、日光対策でキャップかサンバイザーは着用しておきたいですね。
途中ボランティアの方が水をかけてくれるところがあり、多くのランナーが嬉々としてかけてもらっていました。
私は走ってる最中に靴が濡れるのが苦手なので、丁重にお断りしましたが。
手賀沼トライアスロン 2018年大会レポート
晴天に恵まれ最高のコンディションだったと思います。
しかも、連日真夏日の8月において、なぜか2日前くらいから気温が下がり、大会当日は最高気温が30度に満たないという涼しさ。
もともとは暑さのほうを心配していたのですが、2,3日前からは逆に手賀沼の水温が低くなりすぎはしないかと、ロングジョンのウェットスーツを準備していた私は危惧していました。
結局水温もちょうどよく、終始快適にレースを終えることができました。
スタート前から音楽やDJで気分を高めてくれて、ランコースの途中でも太鼓の演奏で選手たちを鼓舞してくれます。
全体を通して、参加者を盛り上げようとしてくれる運営側やボランティアの姿勢が感じられて、とても気持ちの良い大会でした。
個人的にはタイムも10年前に比べて向上し、今後の励みにもなりました。
8月はまずまず晴天率も高く、フラットなコースはタイムの計測にも適しているので、
またしばらくしたらぜひ参加させていただきたいと思っています。