ランニング練習に欠かせないランニングウォッチのおすすめを紹介します。
フルマラソンを走るシリアスランナーでも、トライアスロンのラン練習でも、ダイエット目的のジョギングでも、効率的にトレーニングするためには、ランニングウォッチは必需品と言えます。
ランニングウォッチは高価なものである必要はありません。
スマートウォッチやGPS付きのスポーツウォッチが幅を利かせてきていますが、それほど複雑な機能を求めなければ1万円以下、もっと言えば5千円前後のもので十分だと思います。
カシオなどの時計メーカーから発売されているものから、アディダスやアシックスなど総合スポーツブランドが手掛けているものまでありますが、スポーツブランドのものはだいたい高額になっています。
デザイン性やブランドの魅力はあると思いますが、機能的で安い時計を求めるのであれば、時計メーカーのものの方が全体的にコスパが高くなっています。
おすすめランニングウォッチ1.カシオ フィズ LAP MEMORY 60 STR-300
軽量で、ランニングに必要な機能を押さえたバランスモデルです。
ラップ/スプリット:60ラップ
タイマー:最大100分/1分単位
電池寿命:10年
オートLEDバックライト:〇
ペース報音:〇
重量:30g
参考価格:5,370円
ランニングに特化して、ランナーに必要かつ便利な機能が盛り込まれています。
例えば腕を傾けるだけで発行するオートLEDバックライトや、ペースを設定してランニング中に報音するペース報音機能。
ランニング中に時計を見なくても操作がしやすいブラインドオペレーション構造。
また基本性能として、電池寿命約10年という長寿命や、30gという超軽量性も魅力です。
ユニセックスですが、カラーが複数から選べてなんとなく男性用、女性用という感じになっています。
特にこれといったデメリットの見あたらない、バランスのいいランニングウォッチです。
おすすめランニングウォッチ2.カシオ フィズ LAP MEMORY 120 STW-1000
ソーラー発電やバッテリーインジケータも付いている、電波時計タイプのランニングウォッチです。
ラップ/スプリット:120ラップ
タイマー:最大100分/1秒単位
電波時計:〇
ソーラー充電:〇
バッテリーインジケーター:〇
重量:46g
参考価格:7,970円
こちらもカシオ フィズシリーズのLAP MEMORYですが、60が120になっただけではありません。
世界6局(日本2局、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ)の標準電波を受信し、時刻を自動修正するマルチバンド6の電波時計であるだけでなく、ソーラー発電やバッテリーインジケーターも付いた、1万円以下で買えるランニングウォッチとしては異色の存在感を放つ時計です。
画面も大きく、タイム計測中に計測時間と現在時刻を同時に表示することができるのもメリットの1つです。
また10気圧防水なので、生活防水だけでなく水泳やトライアスロンでの使用にも安心です。
デメリットとしてはやや大振りで重量が46gあるのと、5000円前後が多い非GPSランニングウォッチの中では少し高額になることですね。
こちらもカラーバリエーションがあるので、男性でも女性でも使用できます。
おすすめランニングウォッチ3.カシオ スポーツギア WS-2000H
歩数計測機能の充実したランニングウォッチです。
ラップ/スプリット:200ラップ
タイマー:最大60分/1秒単位
LEDバックライト:〇
歩数計測:〇
重量:42g
参考価格:5,800円
ジョギングやランニングを始めると、3軸加速度センサーによる歩数計測を勝手に始めてくれる「ステップトラッカー」が搭載されたモデルです。
過去の歩数や目標達成率などが確認できたり、歩数のレベルをグラフで表示したりと、トレーニングや日常の管理をサポートしてくれます。
またフィット性を高めるために、バンドの穴の間隔が普通の腕時計より狭く、微妙な調整が可能になっているのもうれしいです。
歩数計測の充実が特徴のスポーツウォッチなので、歩数計測は使わないという人には不向きかもしれません。
男性用に3色、女性用にはLWS-2000Hという型名で3色のラインナップです。
おすすめランニングウォッチ4.ラドウェザー lad001
シンプル、安い、軽い、それでいて高機能なランニングウォッチです。
ラップ/スプリット:50ラップx2
タイマー:〇
歩数計測:〇
重量:31g
参考価格:3,980円
31gと超軽量、価格も4,000円程度~と安価ながら、計算・表示できるデータが豊富なのが特徴です。
あらかじめ設定した歩幅と計測した歩数を用いて距離を算出したり、目標達成までの距離や時間を表示して、目標に対しての進捗率や、残時間などを表示することができます。
データの一例としては、
トレーニングモード:
- 移動距離表示
- 目標達成までの距離、時間表示
- 運動時間表示
- 消費カロリー表示
- 目標達成率表示
データ確認モード:
- 移動時間、移動距離の表示
- 平均/最低ペースの表示
- 平均/最高速度の表示
- ラップ数、スプリットタイムの表示
- ラップ内の移動距離、ペース、速度表示
などがあります。
ユニセックスで、カラーはシンプルなホワイトとブラックの2色から選べます。
おすすめランニングウォッチ5.ソーマ RunOne(ランワン)50
画面の見やすさや操作性など、デザインを重視したランニングウォッチ。
ラップ/スプリット:50ラップ×2
タイマー:ダブルリピートタイマー
LEDバックライト:〇
デュアルタイム:〇
重量:33g
参考価格:5,359円
ディスプレイが30度傾いていることによって、走りながら腕を傾けなくても時間が確認しやすいという気の利いたデザインになっています。
普通の角度の時計に慣れた私にはそれによる恩恵がどのくらいあるのかちょっと分かりませんが、こうしたデザインからも、そしてRun One(ラン ワン)という名前からも、ランニングに特化した腕時計だという事が分かります。
大きくて操作性の高いボタンや、手首のくるぶしを避けてフィットしやすいバンドなどにもそれが表れています。
ランワン50のもう一つの特徴が、カットオフタイマーです。
カットオフタイマーは、トレーニングやレースに複数のチェックポイント(レースであれば制限時間の関門など)を設定して、各チェックポイントまでの残り時間をカウントダウン表示する機能です。
最大15地点まで設定できるので、例えば5kmごとに制限時間のあるマラソン大会などで、各地点まで到達しなければならない時間を設定しておくことで、残り時間が一目で分かりペースの調整がしやすくなります。
カシオなどに比べると機能自体は少ないかもしれませんが、基本的な機能はそろっているので「ソーマの見た目が好き」というランナーにはおすすめです。
おすすめランニングウォッチ6.ソーマ RunOne(ランワン)100
ランワン50がちょっとグレードアップしたモデルです。
ラップ/スプリット:100ラップ×2
タイマー:ダブルリピートタイマー
LEDバックライト:〇
デュアルタイム:〇
重量:51g (Large), 38g (Medium)
参考価格:6,343円
デザインも機能もランワン50と大きくは変わりません。
違うのは、
- 防水性能が5bar→10barにグレードアップ
- ラップ数が50×2→100×2にグレードアップ
- Large(主に男性用)/Medium(主に女性用)と2つのサイズから選べる
といった点です。
防水が10barということで、トライアスロンなど水泳でも使いたい場合はランワン100SLを選んだ方がより安心ですね。
ただし取扱説明書に、水の中でボタン操作をすると浸水の可能性があるという記載もあるので、その点は要注意です。
Largeが5色、Mediumが4色と、豊富なカラーバリエーションがあります。
ランワン50と比べて価格も大きくは変わらないので、好きな色で選んでみてもいいかもしれません。
おすすめランニングウォッチ7.セイコー プロスペックス スーパーランナー SBEF055
文字盤の見やすさと品質の高さが売りのランニングウォッチ。
ラップ/スプリット:最大300ラップ
タイマー:〇
LEDバックライト:〇
デュアルタイム:ワールドタイム
ソーラー充電:〇
バッテリーインジケーター:〇
重量:41g
参考価格:10,000円
ギリギリ実売1万円で買えるかどうかという、他のものと比べてやや高級なランニングウォッチです。
特徴は、
- 文字盤の見やすさ
- ソーラー充電とバッテリーインジケーター
- 高品質
です。
とりわけ文字盤の見やすさは、ランニングウォッチにとって軽さと同じくらい重要ではないでしょうか。
プロスペックススーパーランナーは、文字盤および数字の表示が大きいので、走りながらでも時間の確認が容易になっています。
ラップメモリー数300や、100時間のストップウォッチ、タップ方式のLEDライトやワールドタイム機能など、各種機能がいずれも高水準です。
実売価格が最低1万円くらいしてしまうので、GPSも心拍計も付いてないランニングウォッチに1万円も出せないよ、という方にはちょっと合わないかもしれませんが。
メンズ、レディースの表記はメーカーサイトにはないので、ユニセックスと考えてよいと思います。
安くて高機能なランニングウォッチおすすめ紹介 - まとめ
以上7点のランニングウォッチを紹介しました。
ざっくりまとめると以下の表のようになります。
各種機能はメーカーによって記載内容が異なることもあり、違いが分かりやすいような項目に限定して入れてあります。
参考価格は、インターネットショッピングサイトで確認できた実際の価格を掲載しているので、参考程度と考えてください。
参考にしていただければ幸いです。