シンプルな機能でコストパフォーマンスに優れた腕時計を紹介します。
近頃ではGPSがついたお高いスポーツウォッチが幅をきかせていますが、この記事ではシンプルかつ低価格にこだわり、GPSの付いていないモデルに限定しています。
こんな人におすすめ
- 余分な機能はいらないからコストを安く抑えたい
- 時計にGPS機能なんかいらない
- トライアスロンのレースやトレーニングに適した腕時計が知りたい
- 軽くてフィット性のいいランニングウォッチが欲しい
GPSありの時計をお探しの方は、こちらをご覧ください。

- シンプル機能のスポーツ用腕時計/ランニングウォッチ 選び方は?
- TIMEX(タイメックス) Ironman Essential (アイアンマン エッセンシャル)
- TIMEX(タイメックス) Ironman Sleek (アイアンマン スリーク)
- CASIO(カシオ) Phys(フィズ) LAP MEMORY 120
- SEIKO(セイコー) PROSPEX Super Runner (プロスペックス スーパーランナー)
- SOMA(ソーマ) RUNONE (ランワン) 100SL
- LAD WEATHER(ラドウェザー) ダイバーズウォッチ lad040
- トライアスロンに使いたいシンプルで安いおすすめ腕時計 まとめ
シンプル機能のスポーツ用腕時計/ランニングウォッチ 選び方は?
「トライアスロンに最適」と銘打っているので、トライアスロンのレースや練習に適しているかどうかをちゃんと見ていきます。
- 水泳でも使える防水機能を備えていること
- 手首にフィットしてランやスイムで邪魔にならないこと
- 軽量であること
これらの条件を満たすものの中から、見た目や価格、使い勝手などを踏まえて6つの時計を厳選しました。
特に、スイムで使うには生活防水だけでは不十分です。
ちゃんとした防水機能のあるものを選びましょう。
水泳やトライアスロンで使える防水機能については、こちらの記事をご参照ください。

さてそれでは以下、シンプルでコストパフォーマンスに優れた腕時計/ランニングウォッチを紹介していきます。
TIMEX(タイメックス) Ironman Essential (アイアンマン エッセンシャル)
アメリカの老舗メーカー、TIMEX(タイメックス)のIRONMAN(アイアンマン)シリーズです。
アイアンマンシリーズは1986年から発売されており、世界中のトライアスリートから絶大な支持を受けています。
「エッセンシャル」はシリーズのベーシックなモデルで、必要な機能がミニマルにまとまった、まさにシンプルイズベストなスポーツウォッチです。
防水機能は100M Water Resistance(10気圧防水)、重量は36gとランニング専用の時計並みに軽いです。
ただラップ計測は10ラップ仕様なので、使い方によっては足りないという人もいるかもしれませんね。
アイアンマンシリーズに共通したボタン配置も操作がしやすく、個人的にはやはりアスリートのことを考えた設計をしてくれていると感じます。
なかには、ボタンが押しやすすぎて、押すつもりのない時でも何かの拍子に押されてしまってた、などという話もあるようですが。
必要最低限の機能を低予算で、かつIRONMANの称号を冠した時計を身に付けたい、という方にはおすすめです。
TIMEX(タイメックス) Ironman Sleek (アイアンマン スリーク)
アイアンマンシリーズの上位モデルです。
エッセンシャルの上位グレードモデルで、ベルト形状が特徴的です。
Sleek(スリーク)という単語は「流線型の」とか「なめらかな」とかいう意味で、このベルトの形状が、ほかにはないフィット感を生み出しています。
スポーツウォッチに求められる性能の一つが、「競技の邪魔をしない」ことです。
自然に手首になじむベルトはトライアスリートにとっても非常にポイントが高いです。
防水は100Mなのでエッセンシャルと同等ですが、50ラップ仕様なので使い勝手もぐんと広がります。
それに重量も32gとさらに軽量になっています。
またアクリル強化ガラスなど、使用されている素材もタフでグレードの高い時計です。
その分エッセンシャルと比べると価格は上がりますが、より本格的に競技に取り組んでいる方にはこちらのモデルをおすすめしたいところです。
CASIO(カシオ) Phys(フィズ) LAP MEMORY 120
カシオの高機能なソーラー電波時計。
どこか戦車というか装甲車のような顔立ちの時計ですね。
カシオのスポーツウォッチは数あれど、トライアスロンで使うならこれ一択だと思います。
本格的なランニングウォッチシリーズ「PHYS(フィズ)」の、10気圧防水機能が付いたモデルです。
タイメックス アイアンマンにはない機能としては、
というところです。
多機能でありながらリーズナブルな価格にちゃんとおさまっているところは、さすがカシオといった感じですね。
さらに、ラップデータは最大120本メモリー、また計測したデータを60本記憶しておくことができるので、本格的なスポーツウォッチとして練習にもレースにも幅広く使用できます。
タイムの計測中に、計測時間と現在時刻を同時に表示することができるところなども、かゆいところに手が届いていますね。
ワイド液晶で文字の視認性が高く、またバックライトも高輝度LEDで夜間でも見やすい仕様になっています。
防水は10BAR、重量は46gとなっています。
機能満載な分、タイメックスと比べるとランニングウォッチとしては少しだけ重く感じるかもしれません。
ワールドタイムやアラーム機能なども充実していて、この価格帯ではかなり高機能、高性能な時計といえます。
SEIKO(セイコー) PROSPEX Super Runner (プロスペックス スーパーランナー)
こちらも大手時計メーカーのセイコーから。
そもそもセイコーにランニングウォッチのイメージってあまりないですよね?
ダイバーズウォッチはたくさんありますが、ランニング向けでしかも10気圧防水以上となるとこの1択になります。
防水は10BAR、重量は46gということなので、カシオのフィズと全く同じですね。
スポーツウォッチというのにモノトーンという落ち着きっぷり。スポーツやってもSEIKOはSEIKOだという強い意志を感じますね。
クールで、気品のある腕時計でとても良いと思います。
タイマー機能や、100時間のストップウォッチ、最大300のラップメモリーなど、ランニングウォッチとしての基本機能は十分。
歩数計測や、消費カロリー換算機能など、ちょっと使ってみたい機能も盛り込まれています。
SOMA(ソーマ) RUNONE (ランワン) 100SL
いかにもランニングウォッチらしい風貌のソーマ、ランワン100SLです。
この特徴的な画面の傾きは、30度傾けることによってランニング中の視認性を向上させています。
またボタンも大きくて押しやすいので、走りながらラップタイムを計測するときに楽な設計になっているのもRUNONE100SLの特徴です。
このモデルは100ラップを計測できます。
トライアスロンでもマラソンでも、本格的にロングのレースに挑まれる方に向いていると思います。
防水は10気圧、ラージとミディアムがあり、重量はラージで51g、ミディアムで38gです。
一見軽そうに見えるけど、意外と重量があるんだな、という印象はあります。
LAD WEATHER(ラドウェザー) ダイバーズウォッチ lad040
アウトドアブランド、ラドウェザーのダイバーズウォッチです。
最大水深100mということで、ダイバーズウォッチなだけに防水機能には安心感があります。
水深計や水温計もついていて、潜った深さや時間、水温なども計測できてしまいます。ランナーやトライアスリートはあまり使わないかもしれませんが。
もちろんスプリットタイムやタイマー機能など、スポーツウォッチとしての基本的な機能は備わっています。
ダイバーズウォッチの安心感がありながら、ちょっと興味をそそる機能の数々に遊び心をくすぐられてしまいます。
重量は65g。見た目がシンプルで飽きがこないデザインです。
カラフルなスポーツウォッチは苦手、という方には、落ち着きがあり洗練されたフォルムのこの時計をおすすすすめしたいです。
トライアスロンに使いたいシンプルで安いおすすめ腕時計 まとめ
トライアスロン向きのGPS機能なしのスポーツウォッチ6選を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
やはり軽さと使い勝手の良さ、そしてトライアスリートのために作られた時計ということで、タイメックスのアイアンマンが支持されているのはよくわかります。
カシオやセイコーといった時計メーカーは、機能性と信頼性、コストパフォーマンスに非常に高いものがあります。
ランニングウォッチで有名なソーマのRUNONE300も十分にトライアスロンで使えますし、クールで安心感のあるラドウェザーなんかも捨てがたいです。
見ているとどれも欲しくなってしまいますね。
自分に合った時計を選んで、一緒に充実したスポーツライフを送ってください。
やっぱりGPS付きがいい、という方はこちらをどうぞ。
