トライアスロン用ウェットスーツには大きく分けて、オーダーメイドとレディメイド(既製品)の2種類があります。
オーダーメイドは自分の体に確実にフィットするほか、生地の厚みを部位ごとに選択できる場合もあります。
一方のレディメイドは低価格で種類も豊富、また納期が短く手配が簡単、などのメリットがあります。
まずは最初は既製品のエントリーモデルを購入して、次に買い替える時にはオーダーメイドで、という考え方が良いのではないかと思います。
この記事では、レディメイドのトライアスロンウェットスーツブランドから、特に人気の高いメジャーブランド5つを紹介していきたいと思います。
2XU(ツータイムズユー)
コンプレッションウェアを主軸に、多彩なスポーツウェアを生み出している2XU。
トライアスロンではウェットスーツをはじめ、トライウェア、キャップやサンバイザー、トランジッションバッグやレースベルトに至るまで多くのグッズがトライアスリートに絶大な人気を誇っています。
エントリーモデルでありながら、1㎜~5㎜のネオプレン素材でしっかりと浮力があり、またSCS(Super Composite Skin)という特殊なコーティングが水の抵抗を軽減します。
同じシリーズでフルスーツ(袖あり)とロングジョン(袖なし)があります。
HUUB(フーブ)
こちらも世界的なシェアを誇るHUUBのエントリーモデル。
2016年のリオオリンピックでメダリストが着ていたことでも知られます。
数多くのトップアスリートに愛用されているHUUBのウェットスーツは、その柔らかさと着心地が特徴です。
脇の下は1.5㎜厚の素材で肩回りの柔軟性を実現。また手首と足首には着脱を容易にするような独自の処理が施されています。
AQUA SPHERE(アクアスフィア)
アクアスフィアはイタリア・ジェノバ発の、スイムゴーグルを主力製品とするブランドです。
ゴーグルのほか、スイムウェア、ウェットスーツ、アクセサリーなどがあり、トライアスリートにはすでにお馴染みとなっています。
HUUBやZOOTなどと並んで人気が高く、レンタルで扱っているショップもあります。
どちらかというとマッチョなデザインの多いトライアスロンウェアにおいて、ユニークでキャッチーなデザインをしています。
TYR(ティア)
アメリカ・カリフォルニアを拠点に、世界30か国以上で展開するグローバルブランド、TYR。
スイムウェアを中心に、トライアスロンウェアやアクセサリーなど、20年にわたって愛され続けています。
スイムに強いブランドだけにストロークを阻害しない手首部分の形状や、脱ぎやすさを考慮した足首部分の裁断形状などが特徴です。
胸のTYRのロゴもシンプルで好感が持てますね。
ZOOT(ズート)
ハワイ発のトライアスロンブランド、ZOOT。
価格も低めに設定されたモデルが多いこともあり日本でも人気があり、レンタルでも多く見られます。
私も一度ロングジョンをレンタルしたことがありますが、サイズチャート通りのものでちょうどよくフィットし、難なくレースで使うことができました。
素材も柔らかく、脱いだり着たりも容易にできました。
トライアスロン用ウェットスーツブランド5選-まとめ
以上、トライアスロン用のウェットスーツブランドの代表格とも言える、5つのブランドを紹介しました。
特に初心者の方などは、エントリーモデルが安価で、品数も多いこれらの主要ブランドから選ぶのが買い求めやすいと思います。
最初はレンタルして、気に入ったら購入、という方法もアリだと思います。