さて今回は、DHバーにバーテープを巻く方法についてです。
ドロップバーのバーテープならシーズンごとに気分一新、交換するという人も少なくないと思うので、お手の物かもしれません。
DHバーだって基本は同じなので難しいことはありません。
プロファイルデザインのDHバー用バーテープの紹介と、巻き方のコツなどをまとめます。
プロファイルデザイン-エアロバーラップ
これまでDHバーにテープなんか要らないと思っていましたが、どうも他の人がやっていると一度試してみたくもなるので、いつかやろうと思っていたことの1つではありました。
巻いてる人のバイクを見てみると、薄いものから厚手のコルク製までさまざまのようだったので、通常のドロップハンドル用のバーテープを必要な長さだけ流用している人が多いようです。
なので今回調べてみて初めて知りました。
エアロバー用のバーテープなんてあるんですね。さすがプロファイルデザインです。
仕様はこんな感じです。
厚さ:0.5mm
長さ:約1m x4本
エンドテープ4本付属
通常のバーテープよりも短めのものが4本入っているので、2本は予備として取っておけます。
表面の触感としてはグリップがかなり強めです。スイム後でもしっかりとしたグリップ力を、という事らしいです。
DHバーと言えばカーボンのすべすべ感、アルミのざらざら感に慣れているところに、このグリップの効いたテープだとどうなるのか、ちょっと楽しみですね。
エアロバーラップの巻き方
テープを巻く前のDHバーはこの状態。
まず先端の方のキャップを外します。
手ではなかなか外せないと思います。
精密ドライバーのマイナスなどを使って、傷つけないように気を付けて外します。
エッジに小さな傷はついてしまうことがあるので、ドライバーでこじ開ける時には目につかない下側からにします。
裏が両面テープになっているので、別途両面テープを用意する必要はありません。
シールをはがす前に一度軽く巻いてみて、巻く方向やピッチなどを確認します。
先端側から巻き始めるのが定石だと思いましたが、何となく見た目的に手前からのほうが良く見えたので、今回は手前から巻いてみました。
巻いた後の状態はこんな感じ。
見た目はシックでいい感じです。
この程度のピッチで巻いて、ざっくり3分の1くらいの長さ(測ってないのでだいたいです)が余りました。
巻き始め(手前側)の処理はビニールテープで行いました。
先端側も、一度はテープを筒の内側に折り込んでキャップを閉めようとしましたがさすがにきつくて無理だったので、同様にビニールテープで処理し、ビニールテープを折り込んでキャップで留めました。
エアロバーラップを巻いて走ってみた
テープを巻いて走行してみると、グリップの効き具合に予想以上の握りやすさを感じました。
普段、思っているよりDHバーの先端方向に向けて力を加えた状態でDHポジションを取っているのだという事が分かりました。
ひとつ失敗したのは、やはり先端側から巻き始めたほうが良かったようです。
握った状態で先端方向に力がかかるので、これだとテープが捲れてしまう方向でした。
幸い予備があるので、適当なタイミングで巻きなおそうかと思います。
巻く向きについては、握った時に締まる方向(握った時に指先の方向に力がかかると想定)に巻くことを念頭に置いていましたが、上記はちょっと盲点でした。
DHバーに専用バーテープを巻いてみた-まとめ
考えてみれば、ハンドル周りって自転車のパーツで目に入っている時間がいちばん長いんですよね。
自転車の外観を印象付けるのってやっぱりフレームですが、乗ってる間ずっと視界の隅にあるのはハンドルだったりします。
ハンドル周りに手を入れると、結構気分が変わりますね。
DHバーにグリップがあると走りが安定する感じもします。
エアロバーラップはやはり専用品だけあって、それなりに考えぬかれた設計になっているようです。
以上、DHバーにテープを巻いてみたレポートでした。