高額なロードバイクやトライアスロンバイク。
防犯の観点からも保管環境の観点からも、屋外に置いておくのは極力避けたいですよね?
とはいえ、屋内に置いておくにも問題がいくつかあります。
- 結構なスペースが取られてしまう
- 動線が阻害されてしまう
- 床や壁に汚れや擦れ痕がついてしまう
- 結果家族に冷やかな目で見られる
わが愛車も例外ではなく、これらの問題を解決すべく、室内型のバイクラックを設置してみました。
選んだのはミノウラ製のバイクハンガー4Rという製品。
設置のレビューや実際に使用してみた感想などをまとめました。
ベッドルームにバイクラック設置を検討
これまで自転車は、1階にある自分のベッドルームで、壁と棚に立てかけるようにして保管していました。
私の部屋は8畳程度の広さですが、グランドピアノとシングルベッドで部屋のほとんどが占拠されている状態です。
そこにローバイクを床置きするのですから、さらに部屋が狭くなるわ、動線は阻害されるわで大変です。
上の写真のように部屋の引き戸のすぐ脇に立てかけられていました。
これは何とかしなければということで、室内用のバイクラック設置を検討することにしました。
まず最初に考えたのは突っ張り棒タイプでした。
見た目的にも「自転車やってる感」がありますし、壁に穴を空ける必要もありません。
ただこのタイプは結構高価なので、バイクの保管に金をかけるなら他のバイクグッズにかけたい、という思いもあり断念しました。
バイクラックを調べていると、ほかに縦置きタイプも悪くなさそうです。
ただ部屋のレイアウト上いまいち条件が合致せず、結局ある程度の面積を占有してしまうので、縦置きタイプもやめることにしました。
最終的に、もっともシンプルな壁掛けタイプに落ち着きました。
理由は、
- 安い
- 床面積を一切取らない
- 自転車をかけた状態の安定性が良い
などの点でした。
ミノウラ バイクハンガー4R に決定!
ネットでいろいろ検索したところ、類似商品はいろいろありましたが、結果ミノウラのバイクハンガー4Rを購入することにしました。
この製品に決めた理由は、
- 安い
- メーカに対する信頼性(ミノウラのメンテスタンドを長年使用しているので)
- 自転車をかける部分が赤色になっている製品が多い中で、黒だったので(インテリア的に)
- 取付ビスが縦3本だったこと(柱に対して取り付けるので)
といったところです。
ロードバイクのハンドル幅に合わせた専用設計で、ハンドル幅が一般的な440mmまでのロードバイクに使用できます。
ロード専用設計は、かけたときに自転車と壁の隙間が狭く、占有する空間が小さいというメリットがあります。
不要時には跳ね上げておくこともできます。
鉄製ですが、フレームに接するところは傷つき防止のため柔らかい素材になっていて安心です。
以下、製品仕様と寸法です。
カラー:黒×黒
収納サイズ:(壁面からフレーム受け中心までの距離)230 mm
材質:スチール
製品重量:1.1 kgs
耐荷重制限:20kgまで(壁の構造による)
<展開時>
幅 = 370 mm
奥行 = 290 mm
高さ(下フック含む) = 200 mm
<収納時>
幅 = 370 mm
奥行 = 90 mm
<フック周り寸法>
壁面〜フック中心距離 = 230 mm
フック内幅 = 60 mm
参考:minoura.jp
「バイクハンガー4R」はロードバイク専用ですが、壁面とフレーム受け中心(自転車フレームの中央)の距離が340mmのマルチタイプ「バイクハンガー4M」もあります。
MINOURA(ミノウラ) バイクハンガー4M [BIKEHANGER4M] マウンテンバイク用
柱の位置をしっかり確認して取り付け
ミノウラ バイクハンガー4Rの取り付けはとても簡単なので、ポイントは設置位置の決定だけでした。
普通に石膏ボードの部屋壁なので、柱の位置が見た目で分かりません。
壁をコンコンとノックすると音でだいたい柱の位置は分かるのですが、ここは確実に行きたいので家の図面を引っ張り出してきました。
上の写真で、右側の大きな正方形が取り付ける部屋です。
窓や戸の位置やその他レイアウトの兼ね合いで、矢印で示す柱のある位置に取り付けることにしました。
取り付け位置さえ決まってしまえばあとは簡単です。
取り付けは縦3本のねじで固定するだけなのでDIYに慣れていれば5分で済みます。
設置した状態はこんな感じです↓
不使用時は跳ね上げておくことができます↓
ミノウラ バイクハンガー4R 設置後の感想など
実際に自転車をかけてみるとこんな感じです。
ベッドの真上にかけられた自転車を見た奥さんは「何かの間違いかしら」と絶句していましたが、私としてはむしろスペースを全く取られずに自転車を保管できるので大満足です。
私の場合レイアウトの都合で高いところに設置することになったので、バイクをかけたり外したりする時に若干やりづらさはあります。
毎日のようにバイクに乗る人は、掛けやすい高さに取り付けたほうが使い勝手は良さそうです。
何はともあれ、長年の問題だった「バイクの置き場所問題」を非常に安価に解決することができました。
とてもいい買い物をしたと思います。