紅葉チャレンジトライアスロン・デュアスロンフェスティバルin加須(2018年)

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2018年、紅葉チャレンジin加須の出場リポートです。

 

正式名称は少し長くて、「紅葉チャレンジトライアスロン・デュアスロンフェスティバルin加須大会」と言います。

この大会は10月下旬に、埼玉県加須市の渡良瀬遊水地で開催されています。

公式には埼玉県の大会とはなっているものの、大会本部付近がちょうど埼玉、群馬、栃木の3県の県境となっていて、レース参加中に3つの県に出たり入ったりします。

だからと言ってどうということはないのですが、なかなか珍しい体験ではあるかもしれませんね。

 

今年2018年の開催は10月28日で、私は去年に続き2年連続で出場しました。

去年は天候に恵まれず、トライアスロンのスイムができず(ランに変更)、距離も短縮になるなど少し残念な大会となってしまいました。

 

今年はうって変わっての好天で、キッズ部門に参加する家族連れも多く見られ、とても賑やかでほのぼのとした大会となりました。

それでは大会情報や、出場レポートをお送りしていきます。

 

その前にデュアスロンとは?

大会名にもある「デュアスロン」について、ご存じない方のために一応説明しておきます。

デュアスロンとは、ひとことで言えば、トライアスロンの第1パートであるスイムがランに変わったものだと考えていただければよいです。

 

つまり、

トライアスロン:スイム→バイク→ラン

デュアスロン:ラン→バイク→ラン

という風に、バイクをはさんでランを2回やります。

 

トライアスロンのトップシーズンは初夏~初秋ですが、これは主に水温の縛りによるものです。

水温が低くトライアスロンができない季節にもレースをやりたい、という熱心なトライアスリートのためにある競技なのです。

 

 

加須大会2018の基本情報(開催場所、距離、参加人数等)

開催場所

 埼玉県加須市・渡良瀬遊水地

 

開催日

 2018年10月28日(日)

 

部門、距離、定員、参加費

部門 種目・距離 定員 参加費
(スイム-バイク-ラン)
トライアスロンA 0.6km – 30km – 5km *250人 一般 14,500円
(JTU登録義務) 大学生 12,500円
高校生 3,800円
トライアスロンB 0.3km – 15km – 2.5km 一般 14,500円
大学生 12,500円
高校生 3,800円
トライアスロンリレー 0.6km – 30km – 5km 一般 23,400円
1人1種・3人リレー 大学生 20,400円
高校生 11,400円
部門 種目・距離 定員 参加費
(第1ラン-バイク-第2ラン)
デュアスロンA 3km – 30km – 5km *200人 一般 8,800円
(JTU登録義務) 中学・高校生 3,800円
デュアスロンB 1.8km – 15km – 2.5km 一般 8,800円
中学・高校生 3,800円
部門 種目・距離 定員 参加費
(第1ラン-バイク-第2ラン)
デュアスロン 0.5km – 3km – 1km 150人 2,800円
キッズ 低学年
デュアスロン 1km – 5km – 2 km 2,800円
キッズ 中学年
デュアスロン 1km – 5km – 2 km 2,800円
キッズ 高学年

 

 

紅葉チャレンジin加須 レースコース

会場が遊水池まわりなので全体的にフラットで、ビギナー向けの大会と言えます。

 

スイム

谷中湖(渡良瀬遊水池)を泳ぎます。

300mAタイプは2周Bタイプは1周です。

私はデュアスロンで参加なので泳いでいませんが、水の透明度は決して高くはありません。

海なし県での開催だとこの辺りはあまり贅沢は言えませんね。

もちろん波はないので泳ぎやすいです。

 

バイク

谷中湖の周りを周回します。

1周が7.2kmで、Aタイプは4周Bタイプは2周となります。

終始フラットで、道幅も十分あるので走りやすいです。

強いて言えばコースの中に2か所直角に曲がるカーブがあるので、カーブの前で減速するなど注意が必要です。

実際に転倒していた方もいましたし、雨で路面が濡れていた去年は、私自身ヒヤッとする瞬間がありました。

また、貸し切りではない為、歩行者や一般のサイクリストにも注意が必要です。

 

ラン

谷中湖の脇を流れる谷田川沿いの堤防を主に走る2.5kmのコースを、Aタイプは2周Bタイプは1周走ります。

ランのコースは堤防の上り下りがあり、疲労の溜まった脚にはちょっと応えます。

最後は堤防から谷中湖に向かっての坂を下ってのゴールです。

家族の同伴フィニッシュをする参加者も多く、終始ほのぼのとした雰囲気です。

 

 

紅葉チャレンジin加須 2018年のレース環境

去年は直前まで台風の影響で開催が危ぶまれ、当日も雨が降ったり止んだりという悪天候でした。

それが今年は完璧と言ってもいい快晴で、空には気球が浮かび、日差しは熱いくらいで、水温も20度に届きそうなほど。

この時期に湖を泳ぐ勇気が無くてデュアスロンにしましたが、この天気と気温ならトライアスロンでもよかったと少し後悔したくらいです。

 

去年は悪天候のためトライアスロンのスイムがランに変わり全員デュアスロンでしたが、今年は無事スイムも実施され、私は自分の参加するデュアスロンAのスタートを待つ間、トライアスロンB/デュアスロンBを観戦させてもらいました。

スタート前というのは、どの大会でも緊張感と期待感に満ち溢れています。

レースウェアに着替え、アップして、記録用のアンクルバンドを受け取ってと、徐々にテンションが上がっていきます。

トライアスロンBのスタートですが、いかんせん人数が少ないのがちょっとさみしい感じでした。

デュアスロンもすぐ近くで同時スタートなのですが、そちらのほうがいくらか賑やかな感じです。

昨年、一昨年と天候に恵まれなかったことも影響してか、参加者が少なく感じましたが、この時期に開催される貴重な大会なので、是非とももっと盛り上がってほしいと思います。

 

 

紅葉チャレンジin加須 参加後の感想

さて自分のレースはというと、あいかわらず順位的には目も当てられない結果でしたが、トライアスロン(夏)とマラソン(冬)の谷間の季節に刺激の一つとして参加した大会だったので、そういう意味では十分に楽しめたのではないかと思います。

小規模でアットホームな大会なので、トライアスロン初心者にもおすすめできる大会です。

Aタイプはそれなりにレベルが高いような気がしたのは、表彰台を独占した日大学生勢がアベレージを押し上げているためだったかもしれません。

Bタイプにはクロスバイクで参加している人もいて、初めての方でも参加しやすい感じでした。

とりあえず2年続けて参加させていただきましたが、来年も参加するかどうかは…

また来年考えたいと思います。