【東京オリンピック】トライアスロン競技のスケジュール、コースと観戦方法について(TOKYO2020)

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この記事はもともと2019年8月に書かれたものでしたが、コロナ禍によるTOKYO2020の延期にともなって一部内容を修正しています。

 

さて、いよいよ東京2020が間近に迫ってきました。

オリンピックに向けての代表選考やさまざまなイベントが開かれ、どの競技も盛り上がりを見せていますね。

 

我らがトライアスロンももちろん、競技人口の増加や、混合リレーの導入などで、かつてないほど注目が高まっています。

トライアスロンはやるのも楽しいですが、観る面白さにも、多くの人が気づき始めています。

 

というわけでこの記事では、東京オリンピックのトライアスロン競技について、

  • 日程や開催場所など基本情報
  • 各カテゴリーのコース
  • 観戦方法

などについてまとめたいと思います。

 

 

東京2020トライアスロンの日程と開催場所は?

東京オリンピックでのトライアスロンは、個人男子、個人女子、混合リレーの3つのカテゴリーがあります。

会場のお台場は、ベイエリアを象徴する名所のレインボーブリッジや観覧車、商業施設群が立ち並ぶ好立地で、「史上最も都会的なコース」とも言われています。

 

個人(男子・女子)

 

日時

男子:2021年7月26日(月) 6:30 – 9:00

女子:2021年7月27日(火) 6:30 – 9:05

 

会場

お台場海浜公園

距離

スイム1.5km、バイク40km、ラン10km (オリンピックディスタンス)

 

 

 

混合リレー(ミックスリレー)

 

日時

日時: 2021年7月31日(土) 7:30 – 9:25

 

会場

お台場海浜公園

 

距離(1人あたり)

スイム300m、バイク7.4km、ラン2km

 

順序

女子→男子→女子→男子

 

 

個人(男子・女子)、混合リレーのコース設定は?

 

会場であるお台場海浜公園は、20年以上にわたり毎年日本選手権が行われている場所でもあります。

日本のトライアスリートにとっては、「聖地」みたいな場所ですね。

 

という事はコースは日本選手権と同じかと思いきや、そうではありませんでした。

パラリンピックも含めて全カテゴリーで、スタート・フィニッシュはお台場海浜公園ですが、スイム、バイク、ランそれぞれのコースは日本選手権とも違い、またカテゴリーごとにも異なっています。

個人と混合リレーのコースは以下のようになっています。

 

個人(男子・女子)

東京オリンピック公式サイトより:

出典:TOKYO2020

 

スイムは波の静かな海浜公園内の海を泳ぎます。

見ていただいて分かる通り、バイクはコーナーが多く非常にテクニカルなコースになっています。

ランもお台場の商業施設の中を走るコースで、多くの観衆の中どんな光景になるのか楽しみですね。

 

混合リレー(ミックスリレー)

東京オリンピック公式サイトより:

出典:TOKYO2020

 

混合リレーはスイム、バイク、ランとも個人戦とはコースが変わります

特に、バイクでダイバーシティやヴィーナスフォート方面を回る個人戦に対して、混合リレーではのぞみ橋を超えて、有明テニスの森手前で引き返すコースになっています。

ランの周回も短縮されて、海浜公園を大きく2周するようなコースですね。

 

 

観戦にはチケットが必要?

トライアスロンも他の競技同様、オリンピックの公式チケットサイトで観戦チケットが販売されています。

したがって観戦にはチケットが必要という事になります。

 

が、しかし、それは観戦のために用意された所定のエリアで観る場合にかぎっての話あって、他のパブリックなエリアに関してはチケットはありません。

トライアスロンはマラソンのように公道(スイムは海)を使う競技なので、コースのほとんどは無料開放されていることになります。

つまりタダでも見ることはできるわけです。

 

ではタダで観戦するには、どこで観るのが良いのでしょうか?

 

新型コロナウィルス感染対策のため路上での観戦にも制限が課せられる可能性があります。
最新情報は東京大会のHPなどでご確認ください。
ホーム|東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト (olympics.com)

 

 

チケットなしで観戦するためのポイントは?

過去のオリンピックでは、トライアスロン男子個人のレースに70万人の観客が集まったそうです。

あのお台場の商業エリアに70万人が訪れると考えたら、無料での観戦も決して楽ではないと想像できますね。

どこに行けばしっかり選手を見られるか、どこなら落ち着いてレースが観戦できるのかは、始まってみないと分からないというのが実情です。

 

とはいえ、狙いどころはいくつかあります。

フィニッシュラインやトランジッション付近は規制エリアになると考えられるので、それ以外でできるだけ多くの回数選手が通るところが1つポイントと言えます。

 

例として個人戦のコースで良さそうな観戦ポイントを挙げてみます。

 

まずはゆりかもめ沿いの、台場交差点と台場一丁目交差点間

ここではバイクの周回(8回)が見られて、特にランでは折り返し地点付近となるのて見ごたえがありそうです。

 

そして海浜公園から見て東側にあるお台場レインボー公園の周辺。

スイムの様子が遠めに見えて、バイク8周回、ラン4周回と、たくさん選手を見ることができると予想されます。

 

もう少し混雑を避けて、という場合は、バイクに絞ってダイバーシティ南側のプロムナード公園付近なども良いかもしれません。

コーナー付近に陣取るか、直線の長いところでプロのバイクのスピードを感じるか。

なかなか悩ましいところです。

 

さらに詳しい観戦スポット情報をお探しの方はこちらの記事をどうぞ。

【徹底分析】東京2020トライアスロンコースの観戦ポイントをエリア別に検証
東京オリンピックのトライアスロン観戦に向けて、コース上の各エリアにおけるレースの見え方、楽しみ方などを写真付きで紹介したいと思います。今回の取材は、2019年8月開催のオリンピックテストイベント当日に行い、コースを一通り徒歩で回ってみました。

 

新型コロナウィルス感染対策のため路上での観戦にも制限が課せられる可能性があります。
最新情報は東京大会のHPなどでご確認ください。
ホーム|東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト (olympics.com)

 

 

みんなで東京オリンピックを盛り上げていきましょう

 

前述したように、トライアスロンはオリンピックとなると数十万人規模の観客動員数を誇る人気競技でもあります。

オリンピックは4年に1度、そして自国開催となると一生に1度かもしれません。

ぜひとも世界最高峰の戦いを間近で見届けたいものです。

以上、東京オリンピックのトライアスロン競技についてでした。

 

さて、トライアスロンの国際大会はオリンピックだけではありません。

他にも複数のシリーズ大会が毎年開催され、盛り上がっています

せっかくなのでオリンピックだけではなくて、他の大会にも注目し、いろいろな選手やレースの傾向などを観ておきませんか?