ランニング・ジョギングを習慣にするメリットー今だからこそ始めたい5つの理由

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日本におけるランニング人口ってご存じですか?

 

ランニング・ジョギングはだれでも気軽にできるエクササイズとして定着していますが、週1回以上ランニングをしている人の割合は2018年度時点で5.3%(笹川スポーツ財団 (ssf.or.jp) 調査)だったそうです。

意外と少ないようにも感じますが、2008年から2018年10年間でみると、2.1%から5.5%の間で増減がありながらも長期的には増加傾向(同調査)にあります。

 

さらに現在、コロナ禍以降の生活様式変化で定期的にランニングをする人がかなり増えてきています。

長期的なランニングブーム、そして最近のランナー急増には一体どのような背景があるのでしょうか?

ランニングをする5つのメリットという観点から、その理由を検証していきたいと思います。

 

 

ランニングのメリット1. 一人で屋外でできること

まず第一に、ランニングは「一人で」「どこでも」できるという点です。

 

コロナ禍以降のランナー急増には、ジムの閉鎖などが大きく関係していると考えられます。

屋内で行うこと(ジム通いやスイミング、ヨガ、バレエ教室など)、一人ではできないこと(サッカーや野球などの球技、習い事など)は、感染症対策の観点から従来通りに行うのが困難な状況になってしまいました。

一人で、さらに屋外でできるエクササイズとしてランニングをする人が増えたのは、コロナ禍でいろいろなことに制約がかかる中で当然の現象だったと言えるでしょう。

 

また長期的なアップトレンドに関しては、例の「おひとり様ブーム」というのも関係しているのかもしれません。

一人カラオケや一人焼き肉など、「誰かと一緒に楽しむ」から「一人で気軽に楽しむ」へシフトチェンジする人が増えています。

誰かと歩調を合わせる必要がない、というのも余暇にリラックスしてエクササイズしたい人には重要なメリットの一つです。

 

ただ公園などランナーの多い場所を走っていると、家族や友人同士で話をしながらジョギングしている人も少なくないので、一人でも複数人でも楽しめる、というのが正しい表現なのでしょう。

 

 

ランニングのメリット2. 脂肪燃焼と基礎代謝の向上

ランニングのメリット2つ目はダイエット効果です。

実際に効果の有るものから無いものまでさまざまなダイエット法が巷にあふれる中で、ランニングはかなり有効性の高い方法だと言えます。

とくに最近はコロナ禍による在宅勤務や外出自粛で、とにかく出かける回数が減り、1日に歩く距離も激減したという人が多いと思います。

運動不足が続けば脂肪は蓄積され、代謝が落ちるので痩せにくい体になってしまいます。

 

ランニングは有酸素運動(短時間で高負荷をかける「無酸素運動」に対し、低負荷・低心拍で行う運動)なので、エネルギー源として脂肪が消費されます。

無酸素運動だけだと糖質が主なエネルギー源となるので脂肪はあまり使われませんが、有酸素運動は酸素を取り込みながら運動することで脂肪を燃焼させてエネルギーに変えます。

 

また基礎代謝というのは何もしなくても消費されるエネルギーのことを指しますが、基礎代謝は1日のエネルギー消費の約60%ほどを担っています。

つまりダイエットを考えたときに、「運動中にカロリーを消費する」ことだけを考えるのではなく、「基礎代謝を上げてトータルでカロリー消費量を上げる」ことを念頭に置いた方が効率的なのです。

基礎代謝の20%ほどが筋肉で消費されるので、筋肉をつけることで基礎代謝も上がります。

ただゆっくりジョギングするだけよりも、アップダウンのあるコースを走ったり、ペース走やインターバルで筋肉に刺激を入れた方が効果は上がります。

ランニングだけでなく筋トレも合わせて行うとさらに効果的です。

 

 

ランニングのメリット3. 免疫力が上がる

ランニングやジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動をすることで、免疫力が向上するというのはよく知られています。

 

これは簡単に言うと、

  • 運動によって血流が良くなるので、血液中の免疫細胞の働きが活性化する
  • 免疫細胞の働きを低下させるストレスホルモンが、走ることによって減少する

というメカニズムに基づきます。

感染症予防として免疫力を上げる方法に注目が集まっていますが、ランニング・ジョギングはまさにその筆頭にあげられます。

 

ただし注意したいのは、高負荷のランニングは運動後の免疫細胞を急激に減少させるので、免疫力が一時的に低下してしまいます。

筋力をつけるためや、スピードアップのために高負荷のトレーニングをした後は、ゆっくり体を休めて回復に努めることが大切です。

 

免疫力アップという観点では、軽いジョギング程度が効果的で、あるいはウォーキングでも良いでしょう。

有酸素運動を定期的に行うことは、生活習慣病の予防にも役立ちます。

 

 

ランニングのメリット4. コストが安い

4つ目のメリットとして、他の趣味やスポーツと比べてかかるコストが安いことが挙げられます。

初期費用こそランニングシューズやウェア類に多少かかるものの、一度揃えてしまえばあとはいくら走ろうともタダです。

 

ざっくりですが、仮に何も持っていないと仮定したらどれくらいかかるのか見てみたいと思います。

基本必須なものは、

  • ランニングシューズ:8000円~
  • ランニングウェア上下:6000円~(冬ならタイツや上着でさらに+10,000円~)

です。

コストはもっと安くも抑えられると思いますが、ちゃんとランニング用として作られたものを身に着けるためには最低限このくらいかな、と思って書いています。

 

それから必要に応じて、

  • キャップ:3000円程度
  • サングラス:3000円~
  • ランニングウォッチ:5000円~
  • ランニングポーチやスマホ用アームバンド:1000円~
  • ランニングフラスク(水入れ):1500円~

などなど。

ランナーのスタイルによって必要なグッズも変わってきますが、どれも安く買えるものばかりです。

 

 

ランニングのメリット5. 気分のリフレッシュ

最後はメンタルです。

日常というのは、神経を使って疲れること、嫌なことがあって気が滅入ることの繰り返しでもありますね。

ランニングによって筋肉に刺激を入れ、汗をかくことは気分のリフレッシュになり、中長期的にもメンタルヘルスを保つために効果的です。

 

単にリフレッシュというだけでなく、定期的にエクササイズをする習慣が身につくと、「しっかりと生活してる感」というか、自分を律して生きているという自信が持てると個人的には感じています。

この点は経験的にも非常に大きくて、ちょっとメンタルが病み気味の時にも、「こうして走れているんだから大丈夫だな」と思うことができました。

 

また走りながら、考えるでもなく色々なことを頭に巡らせていると、普段よりも頭の中が整理できるということもあると思います。

屋内にいるだけだと思考も停滞しがちですので、煮詰まった時には走ってみるのも良いかもしれません。

 

 

今こそランニング・ジョギングを始めたい5つの理由-まとめ

さて今回は、ランニング・ジョギングをするメリットという観点から、近年のランニング人気や最近のランナー急増について考えてみました。

ランニングやジョギングだけでなく、「有酸素運動」と置き換えてもほとんど同じことが言えると思います。

 

きつくもなくて運動神経や経験もとくに必要ないので、誰でも気軽に始められて、メリットがたくさんあるのがランニングです。

こんな今だからこそ、ランニングを始めてみませんか?

 

 

 

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