メンズのランニングウェア、今回はランニング用ショートパンツについての特集です。
Tシャツなどトップには気を使うけど、パンツは何でもいいと思ってる人が多くないですかね?
しかし侮ってはいけません。
昨今のランニングショーツは機能面でもデザイン面でもいろいろな違いがあり、軽いジョギング用なのか、マラソンを走るのかなど目的によってもチョイスが重要です。
そんなランパンの選び方とブランド別のおすすめを深堀りしていきます。
なお、ランニングシャツの特集はこちら↓の別記事があるのでご活用ください。
ランニングショートパンツの選び方のポイント
ランニング用ショートパンツ(ランパン)の選び方を3つのポイントで整理していきます。
丈の長さ
ランパンの丈はインチサイズで表記されることが多く、3インチ、5インチ、7インチ、9インチなどがメジャーです。
この表記は股下にどれだけ長さがあるかを示していて、1インチが約2.5cmなので、
- 3インチ≒7.5cm
- 5インチ≒12.5cm
- …
といった感じになっています。
モデルによっては丈を選択できるようになっているものもあります。
夏に1枚で履くなら5インチくらいがおすすめです。
9インチとかになるとだいぶ太腿にまとわりつくので、見た目の重さもさることながら、走りにくく感じる可能性が高いです。
1枚で着るか、重ね着するか
ランパンをそれだけ(下着はまた別として)で履くか、ロングタイツやショートタイツの上に重ねて履くかです。
冬なら圧倒的にロングタイツとのレイヤー派が多いかと思います。
夏場だと1枚派か、ショートタイツとのレイヤーという選択肢がありますね。
タイツとのレイヤーなら、ランパンの裾が長い必要はないので3インチがおすすめです。
レイヤーなのに丈が長いと、見た目的に下半身がぼてっと見えてしまいます。
収納(ポケット)の数と容量
目的や習慣によって分かれてくるところですね。
普段のジョギングなら普通、ポケットに入れておくのは家や車の鍵くらいだという人も多いと思います。
しかし最近はGPSを利用したトレーニングアプリを使う人も多く、スマホを携行したいという人も増えています。
ランニングポーチやアームバンドもありますが、ランパンにスマホを収納できるものもあります。
あとはマラソンやウルトラマラソンなどになると補給食の数も増えてくるので、収納力の高いマルチポケットタイプが重宝します。
それではここからは、そんな機能的で安いおすすめランニングパンツを紹介していきたいと思います。
adidas(アディダス)
ランニングショーツでも盤石の人気、まずはアディダスから。
ベーシックなランニングショーツ。左右に入った3本線がクールです。
5インチ/7インチ/9インチなどがサイズによって選べるようになっています。
素材はアディダス得意のクライマクールテクノロジーで夏でも快適、短め5インチを1枚で履くのが気持ちよさそうです。
左右に普通にポケットが付いていて(ちょっと浅めのようなので注意)、レース向きというよりもカジュアルなランニング向きですね。
3インチ丈かつ、左右の裾が分かれているスプリットタイプのシンプルなショーツ。
分かれているぶん走りやすさは向上する一方、これ1枚で走ると太腿が結構あらわになってしまうのでちょっと抵抗があります。
なのでランニングタイツとの重ね着で使うことをおすすめします。
タイツとのレイヤーの場合、ハーフパンツだと見た目に重すぎますが、スプリットタイプだとすっきり捨てバランス良く見えます。
UNDER ARMOR(アンダーアーマー)
ジムでも着用率の高い人気のアンダーアーマーは、ランニングショーツでも高機能・高性能です。
丈は5インチ。内側にメッシュポケットが付いています。
わりとスリムで体にフィットするラインですが、軽量で4方向に伸びるストレッチ素材なのでランニングの邪魔になりません。
サイドがメッシュになっているので着用感も涼しく、通気性が高く爽快です。
デザインはシンプルなので、アンダーアーマーの柄物のトップと合わせるのが良さそうですね。。
SALOMON(サロモン)
ひと味違うランニングウェアならマウンテンなどに強いアウトドアブランド、サロモンがあります。
ランニングショーツの丈は奇数インチのものが多いですが、これは6インチという設定。
軽くてひらひらした素材なので、多少丈が長いと感じる人でもランニングの邪魔にはなりにくいです。
ただポケットがないのと、腰紐がなく左右のゴムで腰にフィットするように設計なので、サイズが合っていないと多少ずれてくる心配はありそうです。
あとは他のブランドに比べるとちょっと価格は割高になっています。
Odlo(オドロ)
ノルウェー発祥のオドロは、ランニングやサイクリングウェアなどがヨーロッパで人気のブランドです。
オドロ独自のクーリングテクノロジー「セラミクール」のインナースパッツと、4WAYストレッチ素材でできたアウターの2IN1ランニングショーツです。
収納はバックに小さなジッパー付きポケットがあるだけなので、鍵や小銭を入れる程度に考えたほうがいいかもしれません。
通気が良く速乾性の高い素材を使っていて、ゼロウェイトという名の通り「何も着けずにに走っているよう」な感覚を味わえるかもしれません。
asics(アシックス)
ランニングウェアにおいて不動の人気を誇るアシックスです、
アシックスらしいド定番なランニングショーツ。
丈は長くすぎも短すぎもしない5インチで、左右にポケットもついています。
値段もかなり安く手頃なので、これからランニングを始める方にもおすすめなほか、トレーニングの洗い替えとしても1枚持っておいて損はないですね。
発生した汗や水分を吸水・拡散するDRY-1テクノロジーが使われています。
股下丈のほとんどない陸上ウェアのショートパンツです。
シリアスランナーが履きそうなモデルですが、タイツの上に履くならジョギングで使うのも有りですね。
カラーバリエが結構あるので、黒いタイツの上に派手めのショーツを持ってくるのも面白いです。
ポケットはないですが、だいたいタイツの方にキーポケットくらいはついてますよね。
アシックスの5インチですが、こちらは収納力に優れたマルチポケットタイプです。
腰回りに収納がたくさんあるマルチポケットパンツは、それだけで見ると腹巻か腰痛ベルトみたいでちょっと野暮ったいですが、Tシャツなどトップを着てしまえば隠れるので外見は普通のパンツと変わりません。
スマホや補給食、電子マネーのカードや鍵などを携行したい人にはおすすめです。
ランニングポーチだとバタついて邪魔になるし、アームバンドだと腕の振りを妨げるし、という悩みは解消されそうですね。
Mizuno(ミズノ)
日本で安くて良質なスポーツウェアと言えばやっぱりミズノですよね。
ミズノのコスパモデル。
丈は7インチ、左右にポケットが付いているカジュアルなタイプです。
安く買えるので、練習着として大人買いするのも有りですね。
最後になりますが「マルチポケットならこれ」という、超売れてるショートパンツがこちらです。
腰回りが360°すべてメッシュのポケットになっているので、他の追随を許さない圧倒的な収納力を持っています。
ポケットに入れたものと体が密着して揺れにくくなるよう、こだわって設計されています。
メンズランニングショーツおすすめ10選 まとめ
ランニングショーツおすすめ10選でした。
ざっくりまとめると、
・価格とデザインのバランスが良く人気が高いアディダスやアンダーアーマー
・他のランナーと差をつけたいならサロモンやオドロがおすすめ
・収納力に優れたマルチポケットタイプはアシックスやミズノがおすすめ
といったところでしょうか。
あとはトップに何を着るかによっても変わってくると思うので、コーディネートを楽しんで下さい。