冬のランニングに欠かせないアイテム、ランニングタイツでついて紹介していきます。
ランニングタイツを着用するメリットは、
- 防寒
- 膝や腰の保護
- 引き締め効果によるパフォーマンス向上
などがあります。
今回は、機能性や着心地にすぐれたおすすめのメンズランニングタイツ(ロング丈)を、厳選して7点紹介します。
目的や求める性能によって選ぶものは変わってくるので、ランキング形式にはしていません。
レディースをお探しの方には別記事がありますのでこちらをどうぞ。
CW-X スポーツタイツ エキスパートモデル
安心と安定のCW-X(シーダブリューエックス)ブランドです。
CW-Xのロング丈ランニングタイツには、
- エキスパートモデル
- スタビライクスモデル
があります。
エキスパートモデルは、膝関節のサポートを中心に足全体に着圧がかかるタイプの、ウォーキングやジョギングなど広い用途に使えるモデルです。
膝まわりがテーピングの原理でサポートされているほか、太ももの上下運動をスムーズにするパネル構造になっています。そのため着地衝撃の緩和、筋肉疲労軽減といったメリットがあります。
私もこのモデルを2年ほど使用していましたが、非常に良かったです。着心地も良く、サポートも適度にしっかりしています。
夏場は膝サポーターをつけていた時期がありましたが、冬場はこのタイツを着用することでサポーターいらずでした。
・初めてランニングタイツを使う人
・ウォーキングやジョギングで膝や股関節まわりのサポートが欲しい人
CW-X スポーツタイツ ジェネレータモデル
CW-Xからもう1つ。
ジェネレータモデルは、CW-Xのラインナップのでもマラソンなど長時間のランニングや、球技など負荷の高いスポーツに最適な設計のランニングタイツです。
エキスパートモデルの膝まわりのサポートに加え、腰回りのサポートが特に強化されています。
着圧で腰や股関節を安定させ、重心や軸足のふらつきを防止してくれます。
長時間走っていると、疲労から筋肉のサポート力が弱まり、ランニングフォームが崩れ、次第に膝や腰などに痛みを覚える人は多いと思います。
エキスパートモデルは比較的ライトなサポートタイツ、こちらのジェネレータモデルはフルサポートの重装備といったところです。ただし重装備と言ってもサポート力を強化しているという意味であって、軽さとはきごこちはしっかり追及されています。
・フルやハーフなど長時間のランニングをする人
・膝と股関節だけでなく、腰やお尻も含む下半身をフルガードしたい人
人気、知名度、性能ともに高く、やはりランニングタイツではCW-Xが本命と言ったところではないでしょうか。
C3fit コンプレッションロングタイツ メンズ
ランニングタイツで今、CW-Xと並んで注目したいのが、C3fit(シースリーフィット)です。
C3fitは2009年に生まれた日本のブランドです。
Compression(着圧設計)、Conditioning(コンディショニング)、Comfort(快適性)という3つのCをコンセプトに、機能的な快適なパフォーマンスウェアを作っています。
2019年からはGoldwinと提携し、Goldwinブランドのカテゴリーの1つという位置づけになっています。
コンプレッションロングタイツは段階着圧設計のロングタイツで、一般医療機器「弾性ストッキング」にあたります。
脚の部位によって段階的に着圧をかけることによって、
- 血行促進効果によるむくみの軽減
- 余分な筋振動を抑えて体幹をサポート
することが目的です。
つまり運動効率を上げて疲れにくく、快適に走れるようになるというわけですね。
サポート力は強すぎず、CW-Xでいうところのエキスパートモデルの位置づけと言ってよいかと思います。軽いランニングから、柔軟性が求められるクライミングやヨガまでマルチなスポーツで重宝します。
・初めてランニングタイツを使う人
・ランニング時をはじめ、リカバリーや長時間の車の運転まで、幅広い用途で脚をサポートできたらいいなという人
C3fit インパクトエアーロングタイツ メンズ
コンプレッション(着圧)機能がメインのコンプレッションロングタイツに対し、よりサポート力を強化しているのがインパクトエアーロングタイツです。
着圧部位はC3fitの中でもっとも多く、
- 腰
- もも
- 膝
- ふくらはぎ
をテーピング理論でしっかり守ります。
こちらはCW-Xでいうところのジェネレータモデルに相当すると考えれば良いでしょう。
サポート力を強化しながらも、独自の立体設計で動きやすさを確保しているので、ランニング中の脚の動作を妨げません。
また生地の主素材にドライメッシュ素材が採用されているため通気性が高く、発汗時でもべたつきが少なく快適です。
・足全体を強力にサポートしたい人
・しっかりサポートしつつも、高い通気性と軽量性で快適さも大事にしたい人
アシックス METARIDE ロングタイツ
ランニングウェアと言えば外せないのがアシックスですね。
シューズと同じ名前のMETARIDEというロングタイツ、メタライド愛好者だったら揃えたくなるのではないでしょうか。
シューズと同じように「ラクに走る」ことをコンセプトに、走行中に負担の大きい腰・太もも・ひざ、ふくらはぎのサポート性の強化を追求したモデルです。
以前のアシックスのランニングタイツは着圧がきつめなのが特徴でした。METARIDEでは筋肉よりも関節に着目することで、着圧による違和感も軽減しつつ、膝への負担を軽減させることを実現しています。
・ランニング時の腰、太もも、膝、ふくらはぎをサポートしたい人
・CW-XやC3fitの人気商品と差別化を図りたい、あるいは全身アシックスで揃えたいという人
ミズノ ブレスサーモEXタイツ メンズ
総合スポーツブランドであるミズノにも、おすすめしたいタイツがあります。
まずこのブレスサーモというシリーズですが、ランニングなどスポーツに特化された商品ではありません。
「ブレスサーモ」というのはミズノ独自の吸湿発熱素材の名称でもあります。
この素材は、人から発生する水分を吸収することで発熱効果をもたらすという特殊な素材です。
吸湿発熱した空気を、繊維間に取り込んで保湿するので、衣類内をドライに保ちます。
だから暖かいだけでなく、吸湿して汗冷え抑制力が高いのでスポーツにも使えるというわけですね。
ブレスサーモEXは、シリーズの中でも特にブレスサーモ素材の含有率が高く温かい設計になっています。
一方でテーピング効果や着圧によるサポートという機能はないので、サポート機能を求める人には向きません。
・冬でも外を走りたいけど寒い日の体の冷えを何とかしたい人
・ランニングに限らず、冬の屋外活動を快適に過ごしたい人
ミズノ バイオギア ロングタイツ メンズ
ミズノでランニングのサポート機能を求めるのであれば、バイオギアがおすすめです。
骨盤やひざをサポートし、体幹を安定させ、左右のブレとねじれを軽減します。
サポート効果を求めるので、サイズは緩くなりすぎないように選びましょう。
使用者の中には、走っているとずれやすい(とくに腰が)という人もいるようです。
きつすぎでもとくに夏場など履くのが大変になってしまうので注意が必要です。
バイオギアのサイズはメーカのサイトで確認できます。
・ランニング中の体幹をサポートし、ランニングフォームを安定させたい人
・ミズノのランニングシューズやウェアとメーカを揃えたい人
おすすめメンズランニングタイツ まとめ
高機能、高性能なおすすめランニングタイツでした。
いかがでしたか?
今回は、
- CW-X
- C3fit
- アシックス
- ミズノ
という4メーカー(ブランド)から7つのモデルを紹介しました。
どれも優秀なタイツばかりで全部欲しくなってしまいますね。
機能・性能の違いを確認していただき、最後はブランドの好みも加味して、選んでみてください。